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2023.09.02

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ジョコビッチ、同胞のジェレに2セットダウンから逆転勝利で16強!「最高のテニスをした彼を称賛したい」[USオープン]

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Photo by Getty Images

ジョコビッチ、同国後輩に苦戦も逆転勝ちでベスト16


現地9月1日、「USオープン」男子シングルス3回戦が行われ、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク2位)は、同胞のラスロ・ジェレ(セルビア/同38位)と対戦。4-6、4-6、6-1、6-1、6-3の大逆転勝利でベスト16入りを果たした。

【動画】ジョコビッチもサムアップで称えたジェレのスーパーショット&マッチハイライト

新型コロナウイルスのワクチン接種の問題で2年ぶりにアメリカでの大会に出場可能となったジョコビッチ。今大会1回戦では、アレクサンドル・ミュレー(フランス/同84位)を1時間35分で6-0、6-2、6-3と快勝し、2回戦もベルナベ・ザパタ・ミラレス(スペイン/同76位)を2時間で6-4、6-1、6-1と抜群の安定感を見せて出場17回連続で3回戦進出を果たしていた。

迎えた3回戦は、同胞で8歳年下のジェレと対戦。第1、第2セットとジェレが精度の高いサーブを放つとともに、ジョコビッチもタイミングが合わずリターンミスを連発した。ブレークポイントこそ握れど、あと一本が遠いジョコビッチ。ブレークができないまま、2セットを奪われてあとがなくなってしまう。

しかし、このような状況を何度も経験してきたジョコビッチ。5セットマッチでの勝率は、37勝11敗となっており、昨年のウィンブルドンでのヤニック・シナー(イタリア)戦や一昨年の全仏オープン決勝でのステファノス・チチパス(ギリシャ)戦など2セットダウンの絶体絶命という場面から何度も息を吹き返し、勝利を手にしてきた。この試合も第2セット終了後にトイレットブレークを取って、一息を入れると本領を発揮する。

第3セットでは開始から5ゲームを連取し、6-1でセットを取り返すと、第4セットではデュースの場面でジェレが粘り強いプレーを見せたものの、勝負所を逃さなかったジョコビッチがリターンゲームをすべてブレークに成功し6-1で取りきって最終セットへ。

肉体的に、精神的に落ちるはずの試合終盤だがジョコビッチは変わらず。むしろ上がっているかのように最後まで集中力を保って、第2ゲームでのブレークを生かして6-3と、見事な逆転勝利を収めた。

「彼のプレーは素晴らしかった。正直、こんなプレーは見たことがない。すべてが彼のストライクゾーンに入っていたし、戦術の準備も素晴らしかった。本当に最高のテニスをした彼を称賛したい」とランキング以上の戦いぶりを見せた後輩を称えたジョコビッチ。ネット際では、「このままのプレーを続ければランキングを上げるだけだ」と励ましたという。

第3セット以降の自身のプレーに対しては、「最初の2セットよりも自分のレベルを上げつつ、彼のゲームを読んでいたと思う。特に最終セットでは必要な時にいいサーブが打てた」とコメント。当然、ストレートで試合を終わらせたほうがいいとしながらも、「僕はまだ5セットを戦えるというメッセージを他の選手に送ることができた。2セットダウンからの逆転は強いメッセージ性がある」とした。

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