close

2020.07.13

選手情報

ナダルのアカデミーが屋内外コートを35面以上へ規模拡大

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

2016年、ナダルが故郷のスペイン・マヨルカ島マナコルに設立した「ラファ・ナダル・アカデミー」が、さらなる拡張によりヨーロッパ最大級の施設になると、Instagramに現在工事中の様子を投稿した。

投稿では、「工事が完了すれば、ラファ・ナダル・アカデミーは、海外からの人たちだけでなく、マヨルカの人々の両方が利用できる世界レベルの施設を誇ることになる。現在、インドアのハードコート3面とクレーコート7面などを備えた多目的ホールを建設中だ」と写真とともに掲載。テニスコートのみならず、フィットネストレーニングや理学療法、心理学などの総合的なサービスを選手に提供できるようになるとした。

今回の拡張により、屋内外のコートがハードコート、クレーコート合わせて35面以上となり、来年には屋外クレーコート7面の拡張を予定しているという。また、テニスコート以外にもサッカー場やパデルコート、スカッシュコート、プールなどの施設が備わっている。

世界の拠点の一つとなることを考えての増設
アメリカメディア『Tennis World USA』によると、ナダルは「この拡張で、国際的な施設を備えたスポーツセンターに近づけようとしている。マヨルカでは、雨が降る時期もあって、プレーヤーがトレーニングできないこともあるからね。だから、この拡張は選手にとって多くのことを意味する」とコメント。
さらに、「定期的に来る世界中の人々がより楽しむことができるようになり、我々マナコルとマヨルカの人たちもより良いサービスを提供することができるのでうれしい」と語り、施設が完成することですべての人にとってメリットがあるとしている。

同アカデミーは、ナダルをテニス界の頂点に導いた叔父のトニ・ナダル氏が代表兼ヘッドコーチを務め、ナダルの経験や知恵が詰まった最先端のテニスアカデミー。期待の若手であるジャウメ・ムナール(スペイン)やキャスパー・ルード(ノルウェー)などのプロたちの拠点となっている。今後、規模拡大により世界中から人々が集まり、地元マヨルカ島のさらなる発展を考えると、ナダルの貢献は計り知れないものになるだろう。

オフィシャルサイトからアカデミーのプログラムを予約できる!
興味がある人は、日本語でも予約することができる。渡航に関してはまだまだ難しい問題だが、近い将来での強化のため、検討してみてはいかがだろうか?
ラファ・ナダル・アカデミー
https://www.rafanadalacademy.com/ja

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma