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2025.01.24

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17歳園部八奏、全米に続いて全豪でも決勝進出!日本人女子56年ぶりの快挙なるか[全豪オープン]

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園部八奏が全米に続いて全豪でも決勝へ


現地1月24日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)ジュニアの部女子シングルス準決勝が行われ、第4シードの園部八奏(そのべ・わかな、与野テニスクラブ/ジュニア世界ランク7位)は、第1シードのエマーソン・ジョーンズ(オーストラリア/同1位)を6-3,6-4で下し、同大会では日本人女子初の決勝進出を果たした。

2022年からアメリカのIMGテニスアカデミーで腕を磨く17歳の園部は、昨年の全米オープンで準優勝。第4シードとして臨んだ今大会は、1回戦で最終セットの10ポイントマッチタイブレークまでもつれた試合を制すと、その後は勢いに乗り、ストレート勝ちで準決勝まで進んだ。

準決勝では昨年の全豪オープンとウィンブルドンで準優勝の成績を残し、ジュニア世界ランク1位のジョーンズ。ジュニアの部でダブルス決勝に進んでいるだけでなく、プロの女子シングルスや混合ダブルスにも出場し、この日が11試合目となった。

その影響からか開始からジョーンズはファーストサーブが入らず、園部がプレッシャーをかけていく。ストロークでも精彩を欠いた相手の隙を見逃さなかった園部が、1ブレーク差を守り切り6-3で第1セットを奪う。

続く第2セットでも園部が序盤からチャンスを作り続けて先にリードする展開。キレのあるサーブや伸びのあるストロークで、ピンチをことごとくセーブし6-4。昨年の全米オープンに続いて決勝進出を果たした。

日本人女子の全豪オープンジュニア決勝は初。1969年に全仏オープンとウィンブルドンを制した沢松和子以来、56年ぶり史上2人目のグランドスラムタイトル獲得を狙う。

決勝では第6シードのクリスティーナ・ペニコワ(アメリカ/同10位)と対戦。ペニコワは準決勝でミア・ポハンコワ(スロバキア/同48位)を6-4,4-6,7-5で下している。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma