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2025.01.31

選手情報

錦織圭はストレートで敗戦「ずっと悪かった」「楽にプレーさせてしまった」。日本は1勝1敗で2日目へ [デビスカップ/イギリス戦]

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錦織圭が敗れて1勝1敗で2日目へ


1月31日、男子国別対抗戦デビスカップ・ファイナル予選1回戦「日本対イギリス」(兵庫・ブルボンビーンズドーム)第1日のシングルス第2試合では、錦織圭(ユニクロ/世界ランク70位)が登場。ジェイコブ・ファーンリー(イギリス/同77位)に3-6,3-6のストレートで敗れた。

【動画】錦織圭はファーンリーに敗れて1勝1敗に 試合終了の瞬間

予選1回戦では26ヵ国が参加し、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合が行われ、先に3勝した国が予選2回戦に進出する。昨年9月に行われたワールドグループ1部でコロンビアを3勝1敗で下した日本は、イギリスと9年ぶりに対戦することとなった。

ブルボンビーンズドームに用意された約2500席のチケットは完売。平日の開催となったが多くの観客が詰めかけた。シングルス第1試合では、西岡良仁(ミキハウス/同67位)がビリー・ハリス(イギリス/同129位)を7-5,6-1で撃破。日本が先勝した。

続いて登場したのは元世界ランク4位の錦織。前日会見では、「爆発力はある。フラットで思い切り打てる選手なので注意しなければならない」と語っていた錦織。その言葉通り、試合は序盤からファーンリーの積極的な攻撃を受ける。

サービスゲームを破られた直後の第4ゲームでは0-40と3本のチャンスを握った錦織。しかし、これを活かせずファーンリーを勢いに乗らせてしまうと、第9ゲームも落として第1セットを失う。

挽回したい錦織は、第2セット第3ゲームでこの試合初めてのブレークに成功する。だが、勝負強さを見せたのはファーンリー。第4、第6ゲームのピンチをしのぎ切れず、最後まで調子が上がり切らずに3-6とストレートで敗れた。

試合後、錦織は「サーブが入らずに苦戦し、リズムを作れなかったのが大きな原因」と振り返りつつ、「自分がずっと悪かった。リードも一瞬はあったが、(相手を)楽にプレーさせてしまった。プレーも効率的で、自分が焦ってしまった」と敗因を分析。「我慢してつないだり、作戦を変えたりできればよかったが、それをする間もなく負けてしまった」と唇をかんだ。

日本はこれで1勝1敗で折り返し。明日はダブルス1試合とシングルス2試合が予定されている。

<日本>
西岡良仁(ミキハウス/単:67位、複:―)
錦織圭(ユニクロ/単:70位、複:―)
内山靖崇(積水化学工業/単:143位、複:581位)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:341位、複:1261位)
柚木武(イカイ/単:1378位、複:144位)
監督:添田豪

<イギリス>
ジェイコブ・ファーンリー(単:77位、複:655位)
ビリー・ハリス(単:129位、複:538位)
ヤン・チョインスキ(単:195位、複:195位)
ジョー・ソールズベリー(単:―、複:43位)
ニール・スカップスキー(単:―、複:16位)
監督:レオン・スミス

【U-NEXTが独占生配信】
2025年から5年間にわたってATPツアーとのパートナーシップを締結したU-NEXTが、1月31日(金)~2月1日(土)の2日間に開催される「デビスカップ ファイナル予選1回戦 日本対イギリス」を独占ライブ配信を行う。

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写真:Tennis Classic