close

2025.02.01

選手情報

西岡良仁、エース対決を制して2勝2敗に。最終試合の錦織圭にバトンつなぐ「神が降臨する」[デビスカップ/イギリス戦]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

西岡良仁、世界77位を下して2勝2敗に


2月1日、男子国別対抗戦デビスカップ・ファイナル予選1回戦「日本対イギリス」(兵庫・ブルボンビーンズドーム)第2日を迎え、第4試合では西岡良仁(ミキハウス/世界ランク67位)がジェイコブ・ファーンリー(イギリス/同77位)を6-3,7-6(0)で下して2勝2敗に。最終試合の錦織圭(ユニクロ/同70位)にバトンをつないだ。

【動画】西岡良仁がエース対決を制して2勝2敗に 勝利者インタビュー

予選1回戦では26ヵ国が参加し、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合が行われ、先に3勝した国が予選2回戦に進出する。昨年9月に行われたワールドグループ1部でコロンビアを3勝1敗で下した日本は、イギリスと9年ぶりに対戦することとなった。

ブルボンビーンズドームに用意された約2500席のチケットは完売。1月31日のシングルス2試合では、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク67位)が白星を手にしたものの、錦織圭(ユニクロ/同70位)が敗れて1勝1敗で第2日を迎えた。

ダブルスでは、同級生コンビの綿貫陽介(SBCメディカルグループ)/柚木武(イカイ)が元世界1位のジョー・ソールズベリー/ニール・スカップスキー(イギリス)に黒星。日本は1勝2敗と追い込まれた。

第4試合に登場した西岡は、あとがなくなった日本を後押しするようにファンの声援が大きくなる中、試合序盤からガッツポーズを作ってプレー。コート後方にポジションを取ってラリー戦に持ち込み、相手のミスを誘っていく。第6ゲームでは攻撃を受け止め、最後はネットに出てきたファーンリーの足元へ。ハーフボレーのミスを引き出してブレークし、そのまま6-3で第1セットを奪った。

第2セットでは先にリードしながらも追いつかれ苦しい展開もあった。それでも西岡が粘りのプレーでポイントを奪うたびに、観客が後押し。タイブレークでは一気に7連続ポイントで試合を決めた。

勝利の瞬間には雄たけびを上げた西岡。試合後には「本当にめちゃめちゃ安心しました(笑)」と安堵した様子も見せたが、「自分のほうがツアー選手としては強いだろうなと思っていた。ツアーで生き残っているのを自信をもって臨んだのがよかった」と語った。

2勝2敗とし、運命の最終試合では錦織圭(ユニクロ/同77位)とビリー・ハリス(イギリス/同129位)が対戦。「神が降臨するんで、めちゃくちゃ応援してください」とファンに呼びかけた。

<日本>
西岡良仁(ミキハウス/単:67位、複:―)
錦織圭(ユニクロ/単:70位、複:―)
内山靖崇(積水化学工業/単:143位、複:581位)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:341位、複:1261位)
柚木武(イカイ/単:1378位、複:144位)
監督:添田豪

<イギリス>
ジェイコブ・ファーンリー(単:77位、複:655位)
ビリー・ハリス(単:129位、複:538位)
ジャイルズ・ハシー(単:388位、複:704位)
ジョー・ソールズベリー(単:―、複:43位)
ニール・スカップスキー(単:―、複:16位)
監督:レオン・スミス

【U-NEXTが独占生配信】
2025年から5年間にわたってATPツアーとのパートナーシップを締結したU-NEXTが、1月31日(金)~2月1日(土)の2日間に開催される「デビスカップ ファイナル予選1回戦 日本対イギリス」を独占ライブ配信する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真:Tennis Classic