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2025.02.07

選手情報

西岡良仁、第5シードのティアフォーに逆転勝ちし「自分でもびっくり」。ATP500レベルで2年半ぶりの8強[ダラス・オープン]

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Photo by Getty Images

西岡良仁が世界18位ティアフォーを撃破し8強


現地2月6日、「ダラス・オープン」(アメリカ・ダラス/ATP500)シングルス2回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク67位)が第5シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同18位)を3-6,6-4,6-3の逆転で下し、今季初のツアー8強入りを果たした。

【動画】ティアフォーも諦める…西岡良仁の絶妙ボレー&勝利の瞬間

全豪オープンで2回戦に進出した西岡は、その後、1月31日~2月1日に行われた男子国別対抗戦「デビスカップ ファイナル予選1回戦 日本対イギリス」に出場。1番手としてシングルス2試合に出場し、2勝を挙げて日本の勝利に貢献した。

タフなスケジュールの中で迎えた今大会、1回戦でブランドン・ナカシマ(アメリカ/同42位)を6-4,7-6(6)で下し、2回戦ではティアフォーと対戦。

第1セット、第4ゲームで6度のブレークポイントをしのいだ西岡だったが、第6ゲームでブレークを許して3-6でセットを失う。

ティアフォーのキレのあるサーブ、ストロークに、ここまでチャンスを作れなかった西岡。だが、第2セットでは、積極的なリターンからテンポの速いラリー、時折ループボールを織り交ぜてティアフォーのミスを誘う。

第4ゲームでこの試合初めてブレークに成功した西岡は、直後に追いつかれたものの、5-4の第10ゲームでティアフォーにダブルフォールト、ストロークのミスが出てチャンスを作り、最後は西岡の柔らかなロブが決まって6-4。セットを奪い返した。

勝負の最終セット、西岡は要所で好サーブ、ネットプレーが冴えてサービスキープをしていく。すると、第6ゲームの30-30でティアフォーがダブルフォールト。西岡にチャンスが訪れると、これを逃さずにミスを誘ってブレークに成功する。このリードを手放さずに6-3で試合を締め、ツアー3勝目を挙げた昨年7月のATP250アトランタ以来、7ヵ月ぶりにベスト8入りを果たした。

ATP500レベルで2年半ぶりに準々決勝に進んだ西岡は、大会SNSで「久々にATP500でベスト8に入って、疲れている中でとても良いテニスができたと思います。正直、今日勝ったのは自分でもびっくりしたことですけど、体が疲れている中でデビスカップ後の自信を持って戦えているので明日も頑張ります」とコメント。

次戦では、過去1勝2敗となっている第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同5位)と対戦。直近では、2023年10月のATPマスターズ1000上海2回戦で対戦して、ルードが7-5,6-0で勝利している。

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