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2025.02.07

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アルカラス、初戦苦しむも2回戦は快勝で8強入り「こういう試合は自信がつく」[ABNアムロ・オープン]

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Photo by Getty Images

ロッテルダム大会初出場のアルカラスが8強


現地2月6日、「ABNアムロ・オープン」(オランダ・ロッテルダム/ATP500)シングルス2回戦が行われ、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク3位)が、予選から勝ち上がったアンドレア・バッバソーリ(イタリア/同317位)を6-2,6-1で下し、準々決勝進出を果たした。

【動画】場内が沸いた!アルカラスのスーパープレー&マッチハイライト

今大会1回戦でボティック・ファン・デ・ザンツフルプ(オランダ/同84位)に苦戦したアルカラス。2時間34分の熱戦の末に7-6(3),3-6,6-1で勝利を収めていたが、この日はダブルスのスペシャリストを圧倒した。

アルカラスは、開始早々にブレークに成功。試合を優位な展開に持ち込んでいく。第2ゲームでは相手のドライブボレーに対して背面ショットでロブを放ち、スマッシュも打ち返してバックハンドウィナー。観客をも味方につけて流れに乗る。

ファーストサーブのポイント獲得率が88%と安定したサービスゲームとともに、リターンゲームではバッバソーリの220キロ超のビッグサーブを次々と跳ね返し、ブレークポイントを握ってプレッシャーをかけ続けたアルカラス。計2度のブレークに成功し、6-2で第1セットを先取する。

ダブルスではツアー通算7度のタイトルを獲得しているバッバソーリだが、シングルスではやはりアルカラスの方が格上。第2セットも0-1から一気に6ゲームを奪って、快勝でベスト8入りを決めた。

ATPの公式サイトにアルカラスの試合後のコメントが掲載。「今日はずっと良かった。コートに出るときは、どうすればもっとよくなれるか考えている。1回戦を経て、改善しなければならないところに集中するようにしたんだ。ミスしないこと、浮き沈みのないことをね。今日はそれを試してみた。こういう試合の後は自信がつく」と振り返った。

インドア大会での初優勝を狙うアルカラスは、準々決勝で同胞のペドロ・マルチネス(スペイン/同44位)と対戦する。

なお、その他のシード勢では、第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア/同8位)、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(同10位)、第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同12位)、第8シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同21位)が準々決勝に進んでいる。

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