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2020.08.12

メーカーズボイス

パワーと質を求める人々の最適解 「BLADE SW104 Autograph CV V7.0」 「BLADE 104 V7.0」

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BLADEを女王が味付けし
モンスターラケットに!

さて「BLADE SW104 Autograph CV V7.0」だが、これはある意味、セリーナとウイルソンが長年をかけて作り上げてきた結晶と言える物である。そのフェイスサイズはもちろんだが、実はレングスは28インチと通常より1インチ(25.4mm)長い設計となっている。その分、スイング速度がアップするので、さらなるパワーアップが見込まれる。そして、フレームサイドには「パワー・ホール」を採用している。これは、グロメットホール(ストリングが通る穴)を、「直径10mm幅(通常は直径3.5mm)」に拡大したテクノロジーで、最大56度というストリング可動域を生み出すため、よりパワフルなボールを打ちやすくしている。ラケットが新しくなる度にセリーナは「パワーホールを必ず採用してほしい」というほどなので必須のテクノロジーというわけだ。このグロメットホールには、もう一つ秘密があって、十字のような形状をしている。これはかつてセリーナが使用していた「n3」で採用を始めた「nZONE」なのだ。打球時、横方向だけでなく縦方向への動きを良くすることで、さらなるスイートエリアの拡大、スピン性能、パワー、衝撃吸収性を高めているのだ。さらにフレーム素材には、錦織圭も愛用する衝撃吸収性を高める素材、カウンターベイルを採用している。



まずフェイスサイズでスイートエリアを拡大、パワーフルなラケットに、FEEL FLEXで純しなり+縦しなりを加えて、パワーホール+nZONEでスピンもかかりやすくする。さらにカウンターベイル搭載で衝撃吸収性も良く、スイートエリアを広げるパラレル・ドリリングも採用されている。
ウイルソンの技術を凝縮させたモンスターラケットと言うべきモデルである。





広いスイートエリアに加えて
思った以上にヘッドが走る
「BLADE 104 V7.0」


そして、その「BLADE SW104 Autograph CV V7.0」に扱いやすさを加えたのが「BLADE 104 V7.0」である。

セリーナモデルと同じく、フープ部サイド部分には、パワーホールを採用。球持ちを長くし、柔らかな打球感を演出している。加えて、レングスは0.5インチロング。1インチまで長くないので、違和感なくスイングが可能で、思っている以上にヘッドが走るわけだ。だから290gでも、上級者のボールに打ち負けることもない。正に"隠れた逸品"と言うべきで、購入者から絶賛の声が届いているというのものうなづける話だ。

盲目的に“黄金スペックがいい”と考えている人には、ぜひ聞いてほしい。同じくらいパワフルで、打球感がよく、スピンもかかるラケットがあり、スイートエリアはより広いラケットがある。となれば、検討に値するだろう。「BLADE 104 SW V7.0」と「BLADE 104 V7.0」、104平方インチのBLADEは、パワーと質を求める人々の最適解である。




最後に一つ。
今年の全豪オープンでセリーナはブラックコスメのラケットを使用していた。上記で説明したセリーナとウイルソンが長年をかけて作り上げてきた結晶は、さらなる磨きをかけているのかもしれない。

その真相はまだ表明されていないが、まもなく開幕となるUSオープンでは明らかになると思われている。逆にそうなると、現行の「BLADE SW104 Autograph CV V7.0」は廃盤となる可能性がある。入手するには今がチャンスかもしれない。




➡︎Wilson Web Magazineは毎週水曜日更新!
次回(2020/8/19更新)は「日本限定の”あのBLADE” 」について 乞うご期待!!

★[Wilson Web Magazineバックナンバー(2011年1月号~2020年3月号)]
https://wwm.tennisclassic.jp/archive/backnumber/index.html

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