close

2020.08.20

ジュニア選手

30クラブ、総勢180名が参加! 試合ができないジュニアのために練習マッチが開催!!

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

8月12~13日、新型コロナウイルスの影響で、試合ができないジュニアのために、CHUO   SPORTS ACADEMY TENNIS(東京都八王子市)、Fテニス(埼玉県上尾市)、与野テニスクラブ(埼玉県さいたま市)、志津テニスクラブ(千葉県佐倉市)の4クラブが、合同で「さいたまUTR公認対象マッチ supported by グラムスリー」(埼玉県・大宮けんぽグラウンド)を開催した。試合結果は記事下へ。

【関連記事】試合ができないジュニアたちのために、4クラブが合同で練習試合を開催
【関連記事】勝ち負けだけがすべてではないUTRとは? グラムスリーが目指す世界へ通用する選手育成



2日間合わせた参加者は、計30クラブ、総勢180名の小学4年生から高校3年生のジュニアたち。海外ITFジュニアツアーや全国大会に出場する選手もいれば、地区大会レベルのジュニアまで出場した。
大会途中には、ゲリラ豪雨に見舞われ、試合進行に遅れや中止になった場面もあった。それでも選手の中には2日間で6試合を戦った選手もおり、コロナ禍において大きな実戦経験を積むことができただろう。また、練習試合が行われたほか、ヨネックスのラケット試打会やミズノのシューズ試履き、足の測定会などが行われた。



大会を主催した一人、与野テニスクラブの大西亮コーチは、「新型コロナウイルスの影響で全日本ジュニアをはじめ、関東ジュニア、地区大会がすべてなくなってしまった。ジュニアたちへ何か練習試合でも作って上げられたらなと思ってスタートしました」と、きっかけを語ってくれた。



世界の一部ツアー大会は再開したものの、日本のジュニア大会はいまだ開催されていないところが多い。その中で、今回の練習マッチは尾﨑里紗選手や加治遥選手を支援するグラムスリーがサポート。トッププロからジュニア、一般プレーヤーまで統一されたレーティングシステム「UTR」が、つくこととなった。その効果を大西コーチは「UTRがつくことで、普通の練習マッチより世界基準のレーティングで、自分たちがどういうポジションにいるかどうかわかる。試合がない分、そういうところでモチベーションを上げてほしい」とUTRを使うことで、より公式戦に近いモチベーションでプレーできるというコメント。



参加した金巻知里選手(葉山テニスクラブ)は、「最近は大会がなかったので、自分が今まで練習したことが試合でどのように使えるのかわからなかった。試合に出るからこそ改善するところが見つかる」と、実戦に近い形で試合が行われたことがプラスだったと語ってくれた。


今後、いつ大会が始まるかわからない。だが、今回の練習マッチがジュニアたちにとって大きな一歩になったことだろう。


今回の練習試合主催者の大西亮コーチ(与野テニスクラブ)。ジュニア選手たちは暑い中、練習試合であっても真剣に戦ってくれたと。


他のクラブでも同様な練習試合等を予定されている主催者様は下記まで、ご連絡ください。
テニスクラシックよりご連絡させていただきます。

info@nbp.ne.jp    件名に「ジュニア練習試合開催」と入れていただき、
大会規模、カテゴリー、お名前、ご連絡先、メールアドレスを明記してお送りください。



<試合結果> ※結果はこちらでもチェック可能!









無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録