“#打球が変わるシューズ”こと「ラッシュプロ 3.0」に待望のニューカラーが6月に登場した。
今年2月、ベールを脱いだ「ラッシュプロ 3.0」。“スタビリティー(安定性)モデルの最高峰”に位置づけされる同モデルには、『打球が変わる』という未知の形容がついていた。
“シューズが打球を変える?”
驚いた人も多いはず。しかし、着用して納得した人も数多い。アウトドア・フットウエアNo.1ブランド“サロモン”と共同で作られた同モデルは、画期的テクノロジーを搭載している。
その画期的テクノロジーとは「4Dサポートシャンク」である。
詳しい方なら“シャンク”が、ミッドソール中足部に搭載されているものと知っているだろう。通常、同パーツは有害な足のねじれ、足のアーチをキープする働きがあるもの。もちろん、その機能もあるのだが、こちらは“4D”、革新的なアイディアが実現されたものだ。
オープンスタンスでフォアハンドを打つシーンをイメージして欲しい。右利きのプレイヤーは右足を軸足にして、打球に対してボールの後ろに入る。そこで「①正確な停止と踏み込み」が必要となる。続けて「②(右足からの)スムーズな体重移動」を経て「③右足を素早く回転(内側に旋回)」させる。そうして生まれたエネルギーを「④上半身(→右腕)へ連動」していき、スイング速度がアップする。腕力を生かしてスイング速度を上げる一般プレイヤーも多い。これは、言わゆる“力んだ状態”で一定以上速くは振れない。正しくは下半身→上半身と連動すること。太もも、お尻、体幹を大きな筋肉を生かし、連動させることが大切なのだ。
“#打球が変わるシューズ”は、①~④の過程で、効果を発揮する。先ほど紹介した「4Dサポートシャンク」は、かかと部内側~中足部~前足部外側までを覆う形になっている(他のサポートでは見られない形状)。それが以下のように機能するのだ
※右足を例に紹介
①正確な停止と踏み込み
急ストップなどで負荷が大きい場合、最悪、足が回外(足首が外側にひねられる)してしまうこともあるが、シャンクの中心線から垂直に点線を引いてみる。左下から右上方向にシューズが曲がりにくいのがお分かりになると思う。
このシャンクがその動作を抑制し、正確な停止を促してくれる。 4Dサポートシャンクが外側への倒れこみをブロックしてくれているようなイメージだ。
②(右足からの)スムーズな体重移動
安定して足が制止したら、後ろ→前への体重移動(蹴り上げ)。伴って足の中央部分にあった重心は拇指球へと移動していく。この際にも「4Dサポートシャンク」がその動作を促してくれる。
今度はシャンクの中心線に点線を引いてみる。右下から左上方向にシューズが曲がりやすいのがお分かりになると思う。 つまり、中心部から拇指球方向への体重移動をよりスムーズにできるようにデザインされている。
③右足を素早く回転(内側に旋回)
④上肢(右腕)へ連動
体重移動後、右足全体が内側に回転していき、連なってスイングが加速する。ここでも前足部から後足部まで連結した「4Dサポートシャンク」が活躍する。回転動作の際、拇指球を支点に外側(小指球)方向に押す動きをする。それによって後足部のシャンクが連動し、自然と押してくれるイメージだ。 これにより安定したすばやい回転を実現できるのだ!! そして上肢へとパワーが伝わり力強いボールが打てるようになるというのだ。
“#打球が変わるシューズ”、その秘密はこの一連の連動にあるのだ。
実は先のウィンブルドンでは、テニス・サングレン(アメリカ)、ウーゴ・アンベール(フランス)が『RUSH PRO 3.0』を着用してプレーしていた。2人の成績は、いずれもベスト16! 契約しながらもギアを変える選手がいるように、プロは勝利を最優先している。この結果は、プロが勝利に近づく可能性が高いモデルだと認めたということである。
ニューカラー(すべてAC=オールコートモデル)は、メンズが「インペリアルブルー×ホワイト×ブリリアントブルー」「ポピーレッド×ブラック×エボニー」、レディースが「ホワイト×カシミヤブルー×イリュージョンブルー」。爽やかなカラーリングが特徴。誕生から6年、『ラッシュプロ 3.0』は、これまでにない進化を遂げている。“#打球が変わるシューズ”、今こそ着用すべきタイミングである。
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