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2020.08.23

選手情報

ズベレフが新コーチ・フェレールの優れた点を語る

8月21日、ATPは、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)をピックアップ。コーチとなった昨年引退したダビド・フェレールとの関係について紹介している・

1ヵ月以上、モナコでフェレールと共に練習を積んでいたというズべレフは、「十分満足している」と語っている。「彼は素晴らしいファイターで、素晴らしい競争者として知られている。僕が彼に期待していたこと以上のことをしてくれているよ」と、良好な関係を築けていることを明かした。

残念ながらUSオープンシリーズにフェレールが帯同することはなかったが、ヨーロッパでの大会にはコーチとして参加。ズベレフも「ここ(アメリカ)に来ることはなかったが、この先に起こることにワクワクしているよ」と、USオープン後を楽しみにした。

さらに、ズベレフがフェレールをコーチに起用したメリットとして挙げたのが、自分を含むATPツアーの選手を良く知っていることだ。「僕たちは何度も対戦している。8回も対戦しているから僕が何を改善しなければならないのか、プレーヤー視点から分かっているんだ」とコメント。実際、フェレールはズベレフの試合を動画で分析し、練習時には詳細なメモまで持ってくるという。「彼はすぐにノートを持ってきて『これとこれをしよう』と言ったんだ。非常に整理整頓されている。練習後に僕ができていないと思ったら、2~3年前の動画を見て、当時できていたこと、今できていることなどに時間を費やしてくれている」と、フェレールの分析力、その熱心ぶりを高く評価した。

これまで次世代のNo.1プレーヤーとして、多くの期待を背負ってきたズベレフだが、その期待とは裏腹にグランドスラムで大きな結果を残せずにいた。それが、今年の全豪オープンでキャリアハイとなるベスト4進出。ズベレフは「再び大きな大会で戦えるようになった気がする。オーストラリアでそれを見せることができた。さらに上を目指していくよ」と語った。
フェレールという心強い味方を背に、どのような活躍を見せてくれるか楽しみだ。

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma