王者・ジョコビッチに死角はない。9月4日、USオープン5日目が行われ、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、世界ランキング29位で第28シードのヤン・レナード・ストルフ(ドイツ)に6-3、6-3、6-1のストレートで完勝した。アンフォーストエラーも各セット一桁台に抑えたジョコビッチは、安定したストロークを武器にストルフから甘いボールを引き出し、常に優位な展開を作った。ネットプレーでは86%の確率でポイントに。まさに“王者の戦い”そのものだった。試合後、インタビュアーだったダレン・ケーヒル氏(シモーナ・ハレプ現コーチ)が冒頭、「今日の試合は何も言うことがない(ほど素晴らしい)」と称賛すると、ジョコビッチは、「今夜は素晴らしいパフォーマンスだった、セカンド、サードセットはフィーリングがとても良かった」とコメント。これで公式戦の連勝を伸ばしていることについても、「この数週間、トレーニングや練習から好調をキープしている」と答え、好調さをアピールした。次の対戦相手は粘り強いストローカーのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)。「何でも返ってくる。メンタリーなゲームになる。今夜みたいに良いパフォーマンスができるといいね」と締めくくった。また、好調な選手の一人、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)も、32歳のベテラン試合巧者のアドリアン・マナリノ(フランス)を6-7(4)、6-4、6-2、6-2で破って4回戦へ。
(c)Brad Penner/USTAファーストセットをタイブレークで奪ったのはマナリノだったが、3セット目の開始時にサービスを打った後にメディカルタイムアウトを取る。その後も時折痛そうな表情を見せながらプレーしていたマナリノ。その隙を見逃さず、ズベレブはブレークに成功すると、自分のサービスゲームを手堅くまとめ4回戦に駒を進めた。試合後のインタビューでズベレフは、第1セットを落とした後について聞かれ、「まだ自身がベストな状態ではなかった」としながらも、主導権が行ったり来たりしたことや試合開始の遅れにも冷静に対応したメンタル面の良さを語った。インタビューで、「ここでプレーできることをハッピーに思う」と発言したズベレフ。何度も聞いたようなフレーズだが、しっかりその先を意識して言っているように感じた。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
いますぐ登録
会員の方はこちら