close

2020.09.09

大会情報

あと2勝! 大坂なおみが難敵破り、ベスト4進出<USオープン9日目>

(c)Simon Bruty/USTA

大坂なおみ(日清食品/第4シード)
6-3 6-4
シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)

大坂の相手となった世界ランキング93位のロジャーズはこれまで3度戦っており、いずれもストレートで大坂が敗戦。しかし、2017年以来の戦いとなった今回、大坂はストレートで勝利。優勝した2018年以来となるベスト4入りし、力の差を見せつけた。

過去全敗の相手に対し大坂は、第1セット第6ゲームでブレークしたが、その直後のゲームでファーストサーブが入らず、セカンドサーブを狙い打ちされ、ブレークバックを許す悪い流れに。しかし、それを引きづらなくなったのが今の大坂。次ゲームをラブゲームでブレークし、第1セットを6-2で先取する。
第2セットでも先にブレークした大坂は、ラリー戦でもプレッシャーをかけ続け、1ブレークアップのリードを保ったまま5-4で最終ゲームへ。ファーストサービスの確率はゲーム全体として良くなかったが、最後のサービスゲームでは3本のファーストサーブを入れ、見事勝ち切った。

この試合、大坂のファーストサーブ確率は47%だったが、ポイント獲得率では83%。セカンドサーブでも70%と高い獲得率を残した。また、8本のアンフォーストエラーに対して24本のウィナーと、すべてにおいてロジャーズを上回った。これに大坂は、「(ロジャーズには2017年の)チャールストン大会で負けていた印象が強くて、リベンジのつもりだった。フィーリングは良かった」とコメント。また、会見では「(コーチの)ウィム・フィセッテとのゲームプランがしっかりしていて、役に立ったわ。ウィムはパワーポイントを使ってプレゼンをしてくれるの。私にとって重要なのはアグレッシブになることと、ミスをしても受け入れること」とチームで手に入れた勝利を喜んだ。
次戦はいまだセットを失っていないブレイディ。「彼女(大坂)はアメージング。ショットが多彩で羨ましい」と答え、タフな試合になるとことを予想し次の試合に備えるとした。

(c)Simon Bruty/USTA
シェルビー・ロジャーズ (c)Simon Bruty/USTA

一方、ロジャーズは「(準々決勝まで戦えて)自分を誇りに思うわ。彼女(大坂)は完璧なプレーをしていたし、アンフォーストエラーも少なかった。彼女が望むなら、あと2回勝てる(=優勝)でしょう」と、大坂のプレーを称賛した。

文=知花泰三(全米プロテニス協会公認指導員資格保持者)