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2020.09.27

大会情報

全仏で強い理由は「気分がいい」から? 全仏12度優勝のナダルが理由を告白

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ラファエル・ナダル(スペイン)が、仏「レ・ゼコー」紙のインタビューに答えた。

「誰もが、これまで前例のない状況の影響を受けている。この経験は、試練になるだろう。今後、数週間についても、物事がどのように進んでいくかを見てみなければならない。最初は、これまで通りのことをやるのは簡単ではないということを知る。だけど、その中で前向きな姿勢をキープしなければならない。挑戦をするだけ。必ずしも最高の結果は得られない。ただ、正しい態度が大事だ。私は長らくプレーせず、復帰した時に多くの成功を収めている」と語ったナダル。試合数が少ないと言われていることに対しても、大きな問題ではないと主張する。

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さらに、近年は大会期間中、リラックスできるようになったのだという。「たくさんの成功を収めているが、2017年の全仏優勝は特別なものだった。10度目の優勝だったからね」と語ったナダルは、全仏で特に成功を収めている理由について、「特にここ数年は、コートだけでなく、オフコートでも楽しめるようになってきている。トーナメントで働く人々、フランス連盟の中にはたくさんの友達もいる。だから、少しくつろいでプレーできるんだ。さらに観客がいることで、人々のサポートを感じることができる。説明は難しいけれど、プレーしている中で、そのサポートを感じると気分も良くなるんだ」と語っている。

もし今年の全仏で優勝すればグランドスラム20冠目で、ロジャー・フェデラー(スイス)の記録に並ぶことになる。異例となる秋のローランギャロスで、またもナダルはトロフィーを掲げることができるのだろうか?

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Photo by Takeo Tanuma