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2020.10.28

ギア情報

今こそ「Sラケ力」!!<オススメ4モデルを一挙紹介>

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パワフルスピンに特化した
「バーン100S」は高い完成度を誇る

最後にご紹介するのが「バーン100S」である。同モデルは“スピン・モンスター”という異名も持つウイルソン最大級のスピンモデルである。そのための工夫がいくつも凝らされている。まずは、フェイスが丸いラウンド状になっているということ。横幅、つまりスイングの際、縦幅が長くなることでスウィートエリアを3時・9時方向に広げ、結果としてスナップバックも拡大する。
また、フレーム厚は23mm−25mm−23mmのデュアル・テーパー・ビームにすることで、ブレ、しなりを抑制。パワーを効率よく伝達できるようにしている。
ラケットとしては、ほぼ「完成の形」というのが、ユーザーからの感想だ。




だからこそ、来年2月発売予定であるバージョン4.0の「バーン100S V4.0(BURN 100S V4.0)」での改善点はわずかなもので、コーティングがベルベットペイント→ノーマルペイントに、打球感がぼやけるというレビューを受けてカウンターベイルは外されることになっている。また、カウンターベイルを外したことで、縦しなりもわずかに大きくなり、スピン性能も少し向上しているという。わずかな変化で、ユーザーの声を反映し、より完成度を上げたというわけだ。



[関連記事]ついにベールを脱いだWilson新テニスラケット「バーン100S バージョン4.0(2021)」




どの「Sラケ」が好みか?
ニーズが高いしなりを重視するなら
「クラッシュ100S」がベスト


さて、ご紹介してきた「クラッシュ100S(CLASH 100S)」、「ブレード98S V7.0(BLADE 98S V7.0)」、「ウルトラ100S V3.0(ULTRA 100S V3.0)」、「バーン100S(BURN 100S V3.0)」は、実は純しなりが大きい順番となっている(ウルトラとバーンは同じくらい。バーンV4.0となれば、バーンは3番目の純しなりとなる)。

逆に、ブレの少なさを選ぶなら、「バーン100S(BURN 100S V3.0)」、「ウルトラ100S V3.0(ULTRA 100S V3.0)」、「ブレード98S V7.0(BLADE 98S V7.0)」、「クラッシュ100S(CLASH 100S)」という順番となる。

先日、ウイルソンのYouTubeプログラムである「ウイルソンTVモーニング」でも話題となっているが、ウイルソンは次々と新たなテクノロジーを開発してきた。そして、消えていくテクノロジーも数多くある。その中で、2014年の発表以来、「スピン・エフェクト・テクノロジー」は、常に新モデルが発売されてきている。それは、イコールでプレーヤーから大きな支持を得ているということ。使ったことがないという人は、もったいない話だ。一度ぜひ打ってみて“Sラケの力”を体感してみてほしい。



次回(2020/11/4更新)は「ウイルソン フットウエア」について。乞うご期待!!



★[Wilson Web Magazineバックナンバー(2011年1月号~2020年3月号)]
https://wwm.tennisclassic.jp/archive/backnumber/index.html

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