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2020.10.27

選手情報

チチパスが昨年優勝のツアー最終戦について「まだ意識していない」

世界ランキング5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)が、現在開催中の「エルステバンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/ATP500)の会見で、昨年優勝したツアー最終戦について「まだ考えていない」と語っていると、海外メディア『Ubi tennis』が紹介している。

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全仏オープンで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に対し、フルセットの激闘を見せたチチパスは、「良いテニスをしてタイトルを獲りたいと思う。それができていると、僕も幸せなんだ」と、初出場となるウィーン大会に気合いが入っているとコメントした。

現在では調子を上げたチチパスだが、シーズン再開後の結果は今一つ。USオープンではボルナ・チョリッチ(クロアチア)にマッチポイントを握りながらの敗戦や、ATP1000ローマ大会ではイタリアの新星ヤニック・シナーに2回戦で敗れていた。その理由について、チチパスは「(USオープンなどの)USシリーズとローマまでの間に新しいことにトライしていた。そのあとに以前のやり方に戻って、コート上で居心地よく、自信を持ち始めたんだ」と説明。さらなる高みを目指してトライ&エラーを繰り返していたという。

昨年11月のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」では、ロジャー・フェデラー(スイス)やドミニク・ティエム(オーストリア)を破り、キャリア最大となるタイトルを手にしたチチパス。「最終戦以降、多くのことが変わったよ。成長して、コート内外で辛いこともあった。多くの教訓を得ることができた」と、成長する大きなきっかけになったとした。
すでに今年の出場権も手にしており、タイトル防衛に気持ちが向いているかと思いきや、チチパスは「まだ早い」という。「今は今週(ウィーン大会)と来週のパリに集中している。この大会ではもっと良い成績を残せそうだし、僕のより良いバージョンを出すことができると感じているよ」と、目の前の大会に集中するとしているようだ。

ウィーン大会に第3シードで出場するチチパスの初戦は世界ランキング34位のヤン・レナード・ストルフ(ドイツ)。トップ10選手のみならず強者ぞろいの大会でチチパスはどこまで勝ち残れるか。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma