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2020.11.06

選手情報

オジェ・アリアシムがチームの核であるコーチと別れ「共に成し遂げたことを誇りに思う」

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世界ランキング21位のフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)が、Twitterで6年間チームを共にしたコーチ、ギョーム・マルクス氏と別れることを発表した。

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マルクス氏は2002年から2007年までフランスのナショナルチームのコーチを務め、ガエル・モンフィス(フランス)やジル・シモン(フランス)らを指導。2007年以降は、カナダの男子ジュニアのヘッドコーチも務め、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)やオジェ・アリアシムを指導してきた。

20歳のオジェ・アリアシムは、「長くコーチを務めていたギョーム・マルクスとお別れすることにした。我々の関係は、互いを最大限の誠実と尊重することで終わる」と、別れの理由を正確に示さなかったものの、「この6年間、僕はキャリアとプロジェクトの成功のために情熱的で献身的なコーチと仕事をする機会に恵まれた。これまで多くの困難に直面しながらも、彼は僕がテニスプレーヤーとして、また一人の人間として成長するのをサポートしてくれた。彼がいたからこそ、今がある。だからこそ、僕たちは共に成し遂げたことを誇りに思うんだ」と、苦楽を共にしたパートナーに感謝の気持ちを綴った。

さらに、「何よりも彼は今後の人生に役立つ基本的な価値観を教えてくれた。それは僕にとって非常に貴重なことだ。僕は、共に過ごした良い記憶だけを覚えているだろうし、この機会に彼の将来の成功を祈る」とエールを送った。

今後は、現在のコーチで、かつてジェレミー・シャルディー(フランス)やヴァセック・ポスピシル(カナダ)などのコーチを務めていたフレデリック・フォンタン氏や他のチームメンバーと共に引き続き戦っていくとした。

今シーズン、23勝18敗のオジェ・アリアシムは、3大会で準優勝を果たしており、ツアー中断があった難しいシーズンにもかかわらず安定した成績を残している。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma