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2020.11.11

メーカーズボイス

Wilsonフットウエア【ラッシュプロ3.0】【アンプリフィール】安定性重視モデルが<打球を変える!>

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履くだけで“打球が変わる!?”
「ラッシュプロ3.0」がそう謳えるのは、
「4Dサポートシャーシー」があるから

まずは“絶対的安定感”を誇る「ラッシュプロ3.0」から。同モデルには<#打球が変わるシューズ>というキャッチフレーズがついている。その一番の注目ポイントは、ソールに埋め込まれた「4Dサポートシャーシー」である。いわゆるシャンクの一種で、元々は運動の中で生じる足のひねりを抑制したりするもの。4Dとは、四次元のこと。秘密道具が出てくるわけではないのだが、それくらい優れたテクノロジーであるということだ。どんな働きをするか、順を追って紹介していきたい




オープンスタンスでフォアハンドを打つシーンをイメージしてほしい(右利きを例に紹介)。まず右足を軸足にして、打球に対してボールの後ろに入る。そこで「①正確な停止と踏み込み」が必要となる。続けて「②(右足からの)スムーズな体重移動」を経て「③右足を素早く回転(内側に旋回)」させる。そうして生まれたエネルギーを「④上半身(→右腕)へ連動」していき、スイング速度がアップする。“#打球が変わるシューズ”は、①~④の過程で、効果を発揮する。先ほど紹介した「4Dサポートシャーシー」は、かかと部内側~中足部~前足部外側までを覆う形になっている(他のサポートでは見られない形状)。それが以下のように機能するのだ。


<4Dサポートシャーシー>の働きを図解!


①正確な停止と踏み込み
急ストップなどで負荷が大きい場合、最悪、足が回外(足首が外側にひねられる)する。だが、このシャンクは、左下から右上方向にシューズが曲がりにくい設計となっている。だから正確な停止を促してくれる。 「4Dサポートシャーシー」が外側への倒れこみをブロックしてくれているようなイメージだ。



②(右足からの)スムーズな体重移動
安定して足が制止したら、今度は後ろ→前への体重移動(蹴り上げ)の段階。伴って足の中央部分にあった重心は拇指球へと移動する。「4Dサポートシャーシー」は、右下から左上方向にシャーシーが曲がりやすい作りになっているため、体重移動がしやすい。つまり、中心部から拇指球方向への体重移動をよりスムーズにできるようにデザインされている。



③右足を素早く回転(内側に旋回)
④上肢(右腕)へ連動

体重移動後、回転動作の際、拇指球を支点に外側(小指球)方向に押す動きをする。ここでも前足部から後足部まで連結した「4Dサポートシャーシー」が活躍。後足部のシャンクが連動し、自然と押してくれ、安定したすばやい回転を実現できる。そうして上肢へとパワーが伝わり、力強いボールが打てるようになるというのだ。

“#打球が変わるシューズ”、その秘密はこの一連の連動にあるのだ。もちろん、冒頭で紹介したような、ウイルソンならではの特徴は採用されている。特に、インナーブーティーとなっている「ENDOFIT」の心地よさは、履いてみないとわからないものなので、ショップに行かれる方は、ぜひ試してみてほしい。ちなみに、盛り沢山のテクノロジーが入っていながら前作(ラッシュプロ2.5)から25g(27.0cm)軽量化されているというのもチェックポイントだ。





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