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2020.11.21

大会情報

全豪1月開催は困難? 3月か4月に延期となる可能性

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現地コメンテーター曰く
「大会が遅れることは確実」

オーストラリア各紙は、全豪オープンが新型コロナウイルスに絡む問題で、大会を3月か4月に延期する可能性がでてきたと報じた。

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現状1月18日から開催予定の全豪オープン2021。大会側は、メルボルンのあるビクトリア州政府と交渉を続けているが、現状、世界中から集まるプレーヤー、コーチなどのチームがどのように入国し、メルボルンに来るかの答えが出せていないという。実際、オーストラリアは現状国境封鎖状態にあり、連邦財務長官のジョシュ・フライデンバーグ氏が、“国境閉鎖は、2021年後半まで続く可能性がある”と発言している。

この問題について、ダニエル・アンドリュースビクトリア州首相は、今後3日以内に最終決定を下す旨を明らかにしたうえで「全豪オープンの正確な時期はまだ決まっていない」と答えている。

地元のテニスコメンテーター、ブレット・フィリップス氏は、シドニーの地元ラジオ局に出演した際、入国問題のため「大会が遅れることは確実。最大3ヵ月遅れるかもしれない。かなりの確率で3月か4月に延期となるだろうと思う」と語ったという。

新年初めからスケジュールが崩れてしまうのか。“3日以内に最終決定を下す”というアンドリュース州首相の発表がどんなものになるのかを待ちたい。

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Photo by Takeo Tanuma