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2020.11.22

選手情報

「トップ10に近づくことが目標だった」シュワルツマンが今年の活躍を振り返る

ATPツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」初出場を果たしたものの、0勝3敗で敗退が決定した世界8位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が試合後のインタビューに答え、2020年シーズンの活躍について語ったことを海外メディア『Ubitennis』が報じている。

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今年はコロナウイルス感染拡大によるツアー停止もあり、シュワルツマンにとっても難しい状況ではあったが、再開後から安定して好成績を収めてきた。先の全仏オープンでは初のグランドスラムベスト4入りを果たし、再びその名を世界に轟かせた。

「今年の初めに、僕はトップ10に近づくことを目標に定めた。だが、ツアーが再開してからはロンドンに来られることは全く考えていなかった。特に最初の3~4週間はあまり調子が良くなかったし、実際2か月前まで最終戦のビジョンはなかったんだ」と、自分に期待を寄せていなかったことを語ったシュワルツマン。一方で「ローマ大会の時に『チャンスがある』と思ったし、もしパリ大会で成績を残せば最終戦出場とトップ10を確実なものにできるだろうと感じた」と、転戦中に考えの変化があったことを明かした。最終戦では初出場の洗礼を受け、準決勝進出を果たすことはできなかったが、世界のトップまで躍り出たことは本人にとっても大きな自信になったことは間違いない。

21年シーズンは年初の4大大会「全豪オープン」にも出場を予定しているシュワルツマンだが、新型コロナウイルスの影響により、大会の開催可否自体が定かではない状況だ。そのことについて尋ねられると、「1月1日より前にオーストラリアに入国できないことはすでに聞いている。大会主催側は政府と開催について議論を交わし続けていることはわかっているけど、今どのような状況なのかほとんどのプレーヤーが分かっていないと思う」と一抹の不安を覗かせているが、「待つしか方法がない」とあくまでも静観する姿勢を見せている。

来シーズンもコロナ禍の厳しい状況が続くことはほぼ確定的ではあるが、そんな中でも170㎝と小柄ながらも並みいる強敵を打ち破る姿をまた見せてほしい。

文=中村光佑

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma