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2020.12.16

メーカーズボイス

ルキシロン「オリジナル」!! 編集部インプレ付き 【錦織圭】も使用を考えた高品質! 現代ポリの開祖

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2003年全仏王者フェレーロが
愛用していたこともあって
スペイン人選手の間で人気に

なぜスペイン勢に支持されたのか?
何より大きかったのが、フェレーロが使用したことだったという。2003年、ルキシロン『オリジナル』を使用して全仏に優勝した彼は、スペインの後輩にとって、憧れの存在であり、目指すべきプレーヤー。その彼が愛用したことがルキシロン『オリジナル』の使用を加速させたわけだ。





もう一つ、人気となった理由が、そのパフォーマンスだ。ルキシロン『オリジナル』は、総合力で優れたポリ・ストリングだが、打球感が柔らかく包み込むフィーリングというのが特徴。柔らかく掴んでから弾き返す打球感のため、トップスピンやアングルショット、ドロップショットなど様々な種類のショットを打ち分けやすい。さらにゲージが1.30mmと太めのため耐久性も高い。スペインといえば、クレーコート巧者を生み出すイメージが強いが、クレーコートではサーフェスの特徴から、どうしてもポイントが長くなる傾向がある。だからこそ、ポイントを取るにはあらゆるショットを駆使してボールを散らし、戦術的に攻めていかなければならない。そうした意味でルキシロン『オリジナル』が持つ特徴は、クレーコートでの戦いにピッタリとマッチしていたというわけだ。
クレーコートというと、2020年の全仏オープン、絶妙なドロップショットを見せたヒューゴ・ガストン(フランス)もルキシロン『オリジナル』愛用者である。






砂入り人工芝に最適!?
錦織圭も使用を考えた
ルキシロン「オリジナル」

ラリーが続きやすいという意味では、砂入り人工芝コートが多い日本のテニス事情にもピタリと当てはまりそうだ。砂入り人工芝では、その特徴から極端に跳ねるボールが生まれにくく、腰ぐらいの打ちやすいボールが多くなる。その中で、ポイントを獲得するためには、トップスピン、スライス、ロブ、ドロップショットなど、あらゆるショットを打てた方が有利となる。柔らかく包み込むフィーリング、そして1.30mmで耐久性が高いというルキシロン『オリジナル』の特徴は、砂入り人工芝でのテニスの幅を広げてくれるアイテムとなるはずだ。
余談となるが、2010年くらいに我らが錦織圭もルキシロン『オリジナル』を試したことがある。最終的には『アル・パワー・フローロ』(当時 ※現在は廃盤)を選んだのだが、同じくフローロ・カーボンを使っていて包み込むような打球感が特徴の『オリジナル』も高評価だったという。

現在発売中のルキシロンのポリ・ストリングとしては、最も歴史があるルキシロン『オリジナル』。だが、ビッグバンガー3兄弟の長男のパフォーマンスは決して人気モデルに劣るものではない。その機会があるならば、ぜひとも試してみてほしい。






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