「ジョコビッチとナダルが本命だが…」
とフェローロが語る
元世界ランキング1位のファン・カルロス・フェレーロ(スペイン)が、海外メディア『Tennis Majors』のインタビューに応じ、長きにわたりツアーを牽引しているBIG3以外の選手にも「チャンスが出てきた」と語った。
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2003年の全仏オープンチャンピオンでもあるフェレーロは、2017年から2018年にかけては、当時世界11位だったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)のコーチに。2019年からは、今年のATPアワードで「新人賞」を獲得したカルロス・アルカラス(スペイン)のコーチとなるなど、若手育成に励んでいる。
フェレーロはインタビューで「今年は、ジョコビッチとナダルは、ビッグタイトルを争う上での野心とフィジカルを持っていることを証明した年だった」とグランドスラムを制した2人を称賛。しかし、「2021年は、これまでのようにジョコビッチとナダルだけではないよ。他の選手が優勝する可能性が高まっていると感じている」と、来年はこれまでどおりにはいかないと予想した。
その候補としてまず挙げたのが、USオープンでグランドスラム初優勝を成し遂げたドミニク・ティエム(オーストリア)。いまやノバク・ジョコビッチ(セルビア)とラファエル・ナダル(スペイン)に次ぐ、堂々の世界ランキング3位で、ATPツアー最終戦では2年連続の準優勝という結果も残している。
そのティエムの過去2年間の対戦戦績を見ると、ジョコビッチに5戦3勝、ナダルに4戦3勝、フェデラーに3戦3勝とBIG3に対して勝ち越している。
フェレーロは「ティエムはその一人だよ。まだ彼ら(BIG3)が本命かもしれないが、以前ほどではない。ティエムやチチパス、ズベレフのような選手はすでに彼らに勝てるチャンスがある」と若手の活躍に期待した。
ジョコビッチやナダル、そしてケガからの復活が期待されるフェデラーらベテランがまだまだツアーを牛耳るのか、それともティエムやチチパス、ズベレフらが若き力でBIG3に勝つのか? 2021年は、目が離せないシーズンになりそうだ。
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