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2021.02.08

メーカーズボイス

マンティス〈MANTIS〉テニスラケットを実打レビュー1「PS/CSシリーズ」

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マンティス〈MANTIS〉のラケットは
コストパフォーマンスの高さにあり
その実力をレビューしていこう!

2009年にイギリスで誕生したブランド「マンティス」、その創業者であるマーチン・アルドリッジ氏は、かつてイギリスの巨大ブランド(D社とS社)のプロダクトマネジャーを務めていた人物。ジョン・マッケンローやジェームス・ブレイク、トーマス・ベルディッチ、アメリ・モウレスモといったスーパースターと仕事をし、彼らのカスタムラケットを作っていたのだという。自身もツアー選手やコーチ経験もあったというのも、スターたちから信頼を勝ち取る要因になったのだろう。加えて、スポーツ科学のMBA資格を持っているという、とにかく多才な人物である。

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左が創業者のマーチン氏、右はアンバサダーのグレッグ・ルゼドスキー氏


巨大ブランドでラケットを作っている中で、彼が抱いていた疑問が“ラケットは高すぎる”ということ。多くのメーカーは、さまざまなパーツを使うことで、価格を上げて利益を作り出す。それよりも、工夫を凝らすことで、さまざまな可能性を生み出すハイモジュラス・カーボンを使えば、質が良くて価格が抑えたラケットを作ることができる。そうして、マンティスのラケットは誕生した。打った人ならばわかるが、マンティスの特徴は、無垢の打球感。ボールからの情報をしっかり感じられる打球感は、多くの人が快感だと評している。



とはいえ、なかなか、マンティスを打つチャンスがないという人もいることだろう(気になる方は、WEBから試打ラケットのレンタルを申し込もう)。そこで、2回に分けて、テニスクラシック編集部の試打レポートをお伝えしていきたい。

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今回ご紹介するのは「マンティスPS III/CS III」シリーズの4ラケット。ラウンド形状のフレームでRA値(フレックス)は70もしくは69と硬め。面安定性が高くコントロールに優れたモデルというのが、カタログ上の紹介である。果たして実際の打ち味はどんなものか!?

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