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2021.02.20

大会情報

大坂なおみ全豪2度目の優勝を「数字」でチェック!

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数字から見る女子シングルス決勝

2月20日、全豪オープン13日目、女子シングルス決勝は、第3シードの大坂なおみ(世界ランク3位)が、第22シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ/世界ランク24位)を6-4、6-3で下して勝利。全豪オープンでは2年ぶり2度目、通算4度目となるグランドスラム優勝を果たした。

その数字を簡単に数字の面から見てみたい。ストレートで終わった試合とあって、ほとんどの数字で、大坂は上回っている。


【画像】大坂とブレイディの数字まとめ



大きな違いとなったのは、試合序盤の違いだったかもしれない。ブレイディは、武器の一つであるファーストサーブが不安定だった。最終的には第1セット45%(17/38)まで上げているが、第2、第4、第6ゲームまででファーストサーブが入ったのは6本のみ、確率33.3%と低かったことが痛手に。さらにブレークを許した第4ゲームではダブルフォールト2本を犯すなど、特に序盤はサーブに苦しんでしまった。

対する大坂は、ファーストサーブの確率は同じ48%。確率的には、さほど変わらないが、ポイント獲得率は大坂が73%(22/30)、ブレイディーが62%(18/29)と約1割上回っている。ファーストサーブを入れ、効率よくポイントを奪えたことは、一つ勝利のポイントとなった。

大坂は、ブレイディのファーストサーブに対してもポジションを前にして、早いテンポでリターンを返しているシーンが目立った。その中で、71%リターンを返している。これが、ブレイディのアンフォーストエラー(31、大坂は24)を引き起こした部分はあるだろう。ちなみに、フォーストエラー(相手のショットが良かったためのミス)は、大坂が15、ブレイディが22となっている。

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