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2021.02.22

大会情報

今年最初のグランドスラムで使用されたラケットは何だ!? 男子ラケット調査!【全豪OPテニス】

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全豪オープン男子シングルス128選手のラケットを調査!

今年最初のグランドスラム「全豪オープン」が2月21日に幕を閉じた。今年は、パンデミックの影響もある中、主催のテニス・オーストラリアをはじめ海外からの選手の入国に政府も協力。大会前に2週間の隔離を設けることで無事に開催にこぎつけた。さらには、例年より少ないながらも観客も入れたことで大会も盛り上がった。

【写真】16選手のラケットはコレだ!

そこで前回の全仏オープンに続いて、男子シングルスに出場した全選手のラケット調査を敢行! ベスト8進出選手、そして選手使用が多かったウイルソン、ヘッド、バボラ、ヨネックスのメーカー別仕様モデルなどに分けてご紹介!

シングルス128選手のメーカー別仕様割合は以下の通り。
ウイルソン:44名、ヘッド:31名、バボラ:26名、ヨネックス:17名、テクニファイバー:4名、ダンロップ:3名、プリンス:1名、プロケネックス:1名、不明:1名

【関連記事】全仏オープン男子18選手!! ラケット調査!


【上位8選手編】


Novak Djokovic
■ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
▶HEAD Graphene 360+ Speed Pro Black/ヘッド グラフィン360+ スピード プロ ブラック
★今年発売された新モデルで今大会を戦ったジョコビッチ。全豪オープン9度目、グランドスラム18度目の制覇となった。


Daniil Medvedev
■ダニール・メドベデフ(ロシア)
▶Tecnifibre TFight 305 RS/テクニファイバー ティーファイト 305 アールエス
★2019年USオープン以来、グランドスラム2度目の決勝進出となったメドベデフ。コントロールされたショットの数々で難敵相手に勝ち進んだ。


Aslan Karatsev
■アスラン・カラツェフ(ロシア)
▶HEAD Graphene 360+ Prestige/ヘッド グラフィン360+ プレステージ
★武器のフォアハンドのウィナーは大会2位の94本(1位はジョコビッチの98本)。予選から驚異の8連勝を飾り、ランキングを114位から42位に大きくジャンプアップした。


Stefanos Tsitsipas
■ステファノス・チチパス(ギリシャ)
▶Wilson Blade 98 18x20 V7.0/ウイルソン ブレード98 18×20 バージョン7.0
★ラケットは全仏オープン時と変わらず。市販モデルとは異なり、グロス仕様となっている。スロート内側にはギリシャ国旗と“STEFANOS”の文字が刻まれている。


Alexander Zverev
■アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
▶HEAD Gravity Pro 2021/ヘッド グラビティ プロ 2021
★ジョコビッチと熱戦を繰り広げたズベレフの右手にあったのは、今年3月に発売されるグラビティ プロ 2021。片面がイエロー&グリーンで、もう一方がブルー&バイオレットのカラーリングになっている。


Grigor Dimitrov
■グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)
▶Wilson Pro Staff 97 V13.0/ウイルソン プロスタッフ 97 バージョン13.0
★昨年9月に発売された名器プロスタッフを使用。4年ぶりベスト4を目指したが、背中のけいれんを起こしてしまったのが、悔やまれる


Andrey Rublev
■アンドレイ・ルブレフ(ロシア)
▶不明
★ラケットはいまだ黒塗りで謎に包まれたまま。一部ではHEADのラケットなのでは? と噂されているが真偽はいかに!? ATPカップ、全豪オープンと活躍を見せたが、同胞メドベデフの前に力尽きた。


Rafael Nadal
■ラファエル・ナダル(スペイン)
▶BabolaT Pure Aero/バボラ ピュアアエロ
★全仏オープン時と同様、市販モデルとは異なるコスメのピュアアエロを使用。すべてのグランドスラムを2度以上優勝する「ダブルグランドスラム」はお預けとなった。

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