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2021.03.02

メーカーズボイス

マンティス〈MANTIS〉テニスラケットを実打レビュー2「パフォーマ/プロシリーズ」

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マンティス〈MANTIS〉のラケットインプレ(8)

マンティス・プロ275スリー
●MANTIS PRO 275 III
価格:オープン/フェイスサイズ:98平方インチ/ウエイト(Unstrung):275g/バランス(Unstrung):325mm/フレーム厚:20mmフラット/レングス:27インチ/素材:ハイモジュラス・カーボン100% /ストリングパターン:16×19/推奨テンション:42〜58ポンド/グリップサイズ:G1、G2、G3 ※ソフトケース付き




編集部(川)
軽いけれど、テニスをやっていた人が
求めるような食いつき感がある

ボールが食いついてくれる。275gという軽さで、競技志向の人にといったら変に思うかもしれないが、テニスをやっていた人が求めるような食いつき感だと思う。この軽さでこの食いつきというのは、うまく仕上げているなと感じる。

何より軽いから振れてしまう。そして振れるからスピンが結構かかる。ただし、上に振りすぎてしまう人は注意。ボールを前に飛ばす意識があると、ネットの高いところを通ってコート深くに落ちるような質のいいボールが打ちやすい。打球感は、結構球離れが早い。面安定性は⠀すごく高いけど、その分、ボールコントロールは少し難しいかもしれない。
それとやはり軽い分、芯を外した時は苦しくなる。なので、最後までしっかり振り切るクセがついている人がいいだろう。逆に振り切れば、コートの中に入ってくれるので、そこは良かった。




編集部(広)
軽量モデルだが、飛びすぎないのがイイ!
ストリング、鉛など調整する楽しみもありそう

この手のラケットは、過度に飛びやすい物が多いが、これは違った。
275gと軽いので、とにかく振りやすいのだが、意図した分飛ばしてくれるラケットである。つまり、過度に飛ぶようなことはない。これだけ軽く振りやすいラケットで、こういった特徴を持ったラケットはそうはないと思う。打っていて思ったのは、フラット系のほうがいいなということ。スピン系を打つと、スピードをミックスさせるのは、ちょっと難しい。それと、軽量な分、フェイス先端では飛ばしにくいので、スイートエリアのある真ん中から少し手前くらいが、最も気持ちよく打つことができる。
打球感は、シュアという感じ。そこらへんは、テニス経験者が喜ぶものだと思う。それはボレーでも同様でシュアな当たりで、飛びすぎないので、扱いやすい。
飛びがすごいとかスピンがすごいとかというものでなく、いい意味でバランスがいいラケットなので、ストリングを色々と試したり、鉛を張ってみたり、と好きに楽しめるラケットでもあると思う。





取材協力:株式会社テニック大阪℡06-6358-5031、東京営業所℡03-5439-6250
[URL]http://www.mantis-tennis.jp/index.html#
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