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2021.02.25

選手情報

3月復帰予定! フェデラーのヒザの状態をトレーナーが明かす「普通にプレーできている」


「2016年」のフェデラーと「現在」のフェデラーの体の違い

パガニーニ氏は、「2016年との大きな違いは、当時のウィンブルドン後に休みを取った時、彼の筋肉が変わらずあったということ。だが、今は筋肉がかなり劣っていて、完全に休んでしまった。1度目の手術から(2度目の手術の)7月まで長い時間があった。彼の筋肉は、もはや同じ状態ではなく、極端にアンバランスになってしまっていた」と手術直後のフェデラーの状態を振り返った。

そのため、「彼の筋肉はすぐには働かず、回復には長い時間をかける必要があった」。そのため、長期的にトレーニングしていくことを決断。10月初めに最低レベルでのトレーニングを開始し、今では「普通に練習ができているよ。見ていたら(誰もが)『ケガもしていないし、何も問題もない』と言うだろう。だが、忘れてはいけないのは、すべての段階が終わって、初めて運動後の反応を鍛錬することができるということ。これはテニスではとても重要なことなんだ」と語った。

長いリハビリ期間、そしてトレーニングを経て、復帰がいよいよ間近に迫った。「ロジャーは、再びいいプレーができると分かっているときだけプレーしているよ。あとは体の反応を見ないといけない。彼を守ることが重要だ。本当に2016年と比較にならない。コートに戻ってプレーし、『みんな、僕はプレーできた。元気だった。次の試合が楽しみだ』、負けた場合には『次の試合を楽しみにしているよ』、そう言うことができれば、まずは(復帰という)勝利を祝うことができるね」。

また、再びビッグタイトルを獲得できるか問われたパガニーニ氏は、「今は“ノー”と言う。彼がどれだけ健康であるかにかかっている。対戦相手は強いし、テニスもどんどん強くなっている。彼(フェデラー)自身がそれに貢献したんだ。だから自分のせいでもある。だが、強調したいのは、彼がそれをできるにはもう少しかかると知っていること」と語った。

1年以上の時間を経て、 フェデラーは3月8日に開幕する「カタール・エクソンモービル・オープン」(カタール・ドーハ/ATP250)で復帰する予定。再び、世界中のファンを魅了するプレーを見せてくれることを楽しみにしたい。

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写真=山岡邦彦 Photos by Kunihiko Yamaoka

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