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2021.03.07

選手情報

メドベデフが世界ランキング2位に浮上! BIG4以外では約15年7ヵ月ぶり

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ATP250マルセイユ大会の第1シードのメドベデフ
出場すれば世界2位へ上昇

明日3月8日から開催される各ATPツアー大会の組み合わせが発表され、「オープン13プロバンス」(フランス・マルセイユ/ATP250)に第1シードとして出場するダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク3位)が、同月15日に更新されるシングルスの世界ランキングで2位になることがわかった。

【動画】BIG4の牙城を崩しにかかるメドベデフの全豪オープンプレー集!

これまで男子プロテニスでは、数々の大会で成績を残してきたノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)、ラファエル・ナダル(スペイン/同2位)、ロジャー・フェデラー(スイス/同5位)、アンディ・マレー(イギリス/同123位)の“BIG4”がランキングのトップを占めてきた。BIG4以外の選手が2位になるのは、2005年7月25日以来初めてのことで、約15年7ヵ月ぶり。男子国別対抗戦「ATPカップ」でロシアを優勝に導き、全豪オープンでも準優勝という結果を残したことで、2位のナダルを追い抜くこととなった。

ちなみに当時の2位は元世界1位でグランドスラム通算2勝のレイトン・ヒューイット氏(オーストラリア)で、そのときメドベデフはわずか9歳だった。いかに長い間、BIG4がトップの座を守り続けてきたのかがわかる。

メドベデフは、明日からフランス・マルセイユにて開催される「オープン13プロバンス」に第1シードとして出場する予定。メドベデフのトップハーフには、第5シードのヤニック・シナー(イタリア/同34位)、第3シードのカレン・カチャノフ(ロシア/同21位)や西岡良仁(ミキハウス/同54位)らが、ボトムハーフには第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同6位)、第4シードのウーゴ・アンベール(フランス/同31位)や錦織圭(日清食品/同45位)らが名を連ねている。若手選手が多く出場し、注目の対戦がいくつも予想される同大会。若手選手の中でメドベデフがリードしていくのか、今後の展開が楽しみだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma