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2021.03.23

選手情報

錦織圭、通算64度出場のATPマスターズ1000大会の思い出を語る

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錦織圭、ATPマスターズ1000の夢の対戦相手は「ロジャー」

3月22日、ATP公式サイトは、24日に開幕する「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATP1000)に先立ち、世界ランキング39位の錦織圭(日清食品)のATPマスターズ1000大会に関する思い出などが語られたインタビューを掲載した。

【動画】2018年のATPマスターズ1000モンテカルロ大会で錦織圭が魅せたベストショット集

キャリアを通じて、錦織のATPマスターズ1000本戦初出場となったのが、2008年のインディアンウェルズ大会。それ以来、計64度の出場を果たしている。優勝こそないものの、2014年のマドリード大会や2016年のマイアミ大会、カナダ大会、2018年のモンテカルロ大会の4大会で準優勝してきた。

3月24日に開幕する「マイアミ・オープン」では、第28シードに入り、2回戦から登場することとなった錦織。ATPのインタビューでは、お気に入りのATPマスターズ1000や思い出、会場などについて語っている。

Q.好きなATPマスターズ1000の開催地とその理由は?

「マドリードでうまくいったことがあるから、マドリードだと思います。モンテカルロも好きだが、やはりマドリードが一番ですね」

Q.最も優勝したいATPマスターズ1000はどこですか?

「住んでいるところが近いマイアミかな。昔、あそこでジュニアの大会に出たことがあって、いい思い出があるんです」

Q.ATPマスターズ1000での最高の勝利は?

「2018年のモンテカルロ。優れた選手に勝つことができたので。ケガに悩まされていて、初戦のT.ベルディッチ(チェコ)戦では、1セットダウンでブレークダウンしていて、そこから勝てた。そのあとは、自信がついて、勝てるようになりました。決勝では負けてしまいましたけど、あの大会は大きな自信を与えてくれましたね。ケガから復帰した後、とても苦労していたんだ。あの大会でいろいろなことが変わりましたね。どの試合もタフだったし、準決勝のA.ズベレフ戦では、すべてが激しかった。どちらが勝ってもおかしくない素晴らしい試合でしたね」

Q.ATPマスターズ1000のオフコートでのお気に入りの思い出は?

「シンシナティでは、家を借りているんです。大きな家で。そんなこと今までになくて、とても楽しかったね。地下には小さな映画館があって、ビリヤード台もあったんだ。僕にとって夢のような家ですね。それがとても楽しかった。値段もそんなに高くないし、楽しかったです」

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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