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2021.04.15

大会情報

相生学院高&柳川高、両監督に聞いた「Japan Premium Tennis Tournament 盛田正明杯」参加の意義

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JPTTに出場した相生学院高校の荒井貴美人監督(左)と柳川高校の本田健児監督(右)

高校生にとってプロや
実業団の選手との対戦は貴重な体験


4月10日・11日に、吉田記念テニス研修センター(TTC/千葉県)にて行われた「Japan Premium Tennis Tournament 盛田正明杯(以下JPTT)」。このJPTTは、国内最高峰の実業団の団体戦である日本リーグの中止により、収入面で不安定になったテニスプレーヤーらを救済すべく企画された大会。また、プロ選手だけでなく、全日本大学対抗王座決定試合、高校総体(インターハイ)が中止となった学生たちにも活躍の場を提供したいという思いから、日本リーグに参戦している男子5チーム(橋本総業HD、三菱電機、レック興発、伊予銀行、MS&AD三井住友海上)と選手会選抜、大学(早稲田大学、慶應義塾大学)、高校(相生学院高校、柳川高校)の10チームによるトーナメント形式(シングルス2本、ダブルス1本/ワンセットマッチ)で争われた。

【画像】大会のプレー写真はこちらをチェック

優勝した橋本総業HDの選手たちや準優勝の三菱電機の選手らが試合後に語った言葉からもわかるように、参加したプロ選手や社会人選手たちから、今大会について「おもしろかった」、「テニス界にとっていいことだった」などの声が数多く聞かれたが、実際に参加した高校チームはどう感じたのだろうか。

今大会1回戦で、早稲田大学に1-2と惜しくも敗れた柳川高校(福岡)。本田健児監督にJPTTについて聞くと、「大会の“空気感”が違うと感じました。これまでさまざまな団体戦に出てきましたが、インターハイとも選抜(全国選抜高校テニス大会)とも、高校生だけの大会とも違う、今までに味わったことのないワクワクするような緊張感がありました」と独特の雰囲気があったことを指摘。


柳川高校・本田健児監督は「今回JPTTに参加して、テニスのレベルも間違いなく上がると思う」と話していた

続けて、「レベルの高さを肌で感じることができた。また、選手たちにとっては、練習試合では得られない勝負の駆け引きというような、試合でいちばん重要な部分をあらためて感じ取ることができたのではないでしょうか。大変勉強になりました」と、“大会”だからこそ学べるものがあると強調した。


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写真=松村健人(NBP) Photos by Takehito Matsumura