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2021.05.20

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ティエム、全仏オープンへ理想的な準備でないと認めるも「自分を鍛えていきたい」[オープン・パルクARA]

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ティエム、ツアー10勝目を挙げた地で全仏OPへのステップアップを図る

5月19日、「オープン・パルクARA」(フランス・リヨン/ATP250)の第1シードとして出場するドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク4位)が、初戦を前に会見を行い、クレーコート・シーズンの準備が理想的ではなかったと認めた。

【画像】ティエムは第4試合に登場! 「オープン・パルクARA」試合予定

今シーズン、全豪オープンの準々決勝でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に完敗を喫したティエムは、その後も持病だった左ヒザのケガの影響で早期敗退が続くと、ツアーから離れることを決断。クレーコート・シーズンに照準を合わせるとしていた。この時の決断についてティエムは、「テニスから離れ、ハングリー精神を取り戻してツアーに戻ろうとしたんだ。またツアーに戻ってこられてうれしいよ」と語った。

だが、その初戦となったATPマスターズ1000マドリード大会では、順当に勝ち上がってベスト4入りしたものの、続くATPマスターズ1000ローマ大会では、3回戦でロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に敗れていた。

これについてティエムは、「これまでの年と比較すると、今年の準備は間違いなく悪い」と認めたうえで、「最高のプレーをした2019年、2018年のようにプレーができていない。でも、今の僕はその時よりもいい選手だよ。リヨンではしっかり練習して、自分を鍛えていきたいね。今年は理想的ではないが、ここではいいプレーができると確信しているよ」と、2018年大会でキャリア通算10勝目を挙げた相性のいい大会で、自分のレベルアップを図るとした。

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