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2021.05.31

選手情報

大坂なおみの記者会見拒否にグランドスラムが声明。続けば大会から追放や出場停止の可能性も。これに対して大坂はツイートで反論[全仏オープン]

写真提供:ゲッティ イメージズ

大坂なおみの行動に
グランドスラムが警告


5月30日、全仏オープンをはじめとする全豪オープン、ウィンブルドン、USオープンのグランドスラムは、記者会見を行わないことを表明した大坂なおみ(日清食品/世界ランク2位)に対しての声明を発表。グランドスラムの規約により罰金を科すこと、そして今後も同様の行動を続けると大会からの失格や将来のグランドスラム出場停止につながると警告した。

【SNS】大坂なおみ初戦勝利後に投稿したInstagram


「アスリートのメンタルヘルスを無視している」「何度も聞かれたことのある質問をされたり、疑念を抱かせるような質問をされたりする」として、全仏オープン開幕前に記者会見を行わないと宣言していた大坂。これに対し、大会側は大坂の再考を求め、対話しようとしたもののうまくいかず。さらに、全仏オープンや他の3つのグランドスラムは、共同で大坂に手紙を送り、対話を提案。大坂の義務やそれを果たさなかった場合の影響を再認識させたという。だが、同日に行われた1回戦後の記者会見に応じず。大会は大坂に罰金1万5千ドル(約165万円)を科した。

また、声明では、選手とメディアが関わりを持つことで、テニスというスポーツの発展と成長、選手のファンの拡大に貢献しているとし、今後もメディアへの義務を無視し続けると、さらなる規約違反につながると警告。大会からの追放や多額の罰金、今後のグランドスラム出場停止にまで及ぶとした。

大坂の発言について、男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)やラファエル・ナダル(スペイン)、女子テニスのアシュリー・バーティ(オーストラリア)らトップ選手からは大坂の行動に一定の理解を示したものの、「選手として仕事の一部」だとコメント。錦織圭(日清食品)も「彼女の真意がどこにあるのかわからないので何とも言いづらいですが、(記者会見で)嫌なことを聞かれるときもあるし、なおみちゃんの場合は特にそういう(社会的な)活動もしている。立ち位置的なところで、嫌な質問を聞かれることが僕より断然多いと思うので、理解はできたりします。けど、大会のプロモーションの一環として選手がやらなければいけない一つのことかなとも思う」と語っていた。

(※追記)
この声明に対するものであろう。現地22時37分に、大坂は自身のTwitterで「怒りは理解の欠如。変化は人を不快にさせる」と綴っている。対話をする気はないという意味なのか、試合での集中力にも影響しそうなだけに、早く決着をしてほしいところである。

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