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2021.06.09

メーカーズボイス

プリンスの超軽量ラケット「X(エックス) 115」を全国レディース優勝・東京チームが試打! その打ち心地とは!?

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『X 105(270g)』がダントツ人気!
「軽くても打ち負けない」「パワフルに使える」

今回『X(エックス) 115』以外に、エックス・シリーズのほかのラケットも試打。その中から、それぞれ一番気に入ったモデルを選んでもらった。全国レディース優勝の東京代表チームの皆さんがよかったと感じるモデルは何か!? また、その試打インプレとは?




垂石菜美さん
一番よかったモデル:X 105(270g)、X 105(290g)、X 100 TOUR
「3本ありました。私はネットに出ることが多いので、ネットプレーのしやすいラケットが好みですが、軽いラケットだとベースラインでのストローク戦で打ち負けてしまう気がして、普段はある程度重さのあるラケット(300g)を使っています。軽いラケットは使いませんが、今回試打して、『105(270g)』は軽いのに打ち負けることもなく、ボレーもとても打ちやすいと思いました。ストロークも、どんなスイングをしてもいいボールが飛んでくれた感じで、操作性もよかったです。今、自分が使っているモデルよりも、しっかり振れるかも!? と思うぐらいでした。特にこのモデルは打ちやすかったです。

『100 TOUR』は、自分のスイングがそのまま打球に反映される印象で、しっかり振るといいボールを打つことができました。『105(290g)』は、ショットの距離を出せた印象で、深いボールを打てたので、いいラケットだなと思いました」


小林まゆみさん
一番よかったモデル:X 105(270g)
「普段、自分が使っているラケットに似ているなと感じたのが、このモデルでした。でも、私が使っているのは重さ300g、バランスポイント320mmのラケットなので、スペックを見ると全然違うんです。だから、“しっくりきたのはなんで!? 不思議!!”と思いました。

ラケットが軽いので、セット(テイクバック)もしやすかったです。長い時間、試合をしていると、サーブやスマッシュなどラケットを担ぐ動作で疲労を感じてしまうのですが、もしこのモデルを使えば、最後までずっと楽にプレーができそうだな、と思いましたね。

私はストロークで振った通りに飛んでくれるラケットが好みで、飛びすぎず、飛ばなさすぎず、狙ったところにコントロールできるラケットがいいなと思っています。どちらかというと、ボールをつかんで乗せていくようなスイングをしたいのですが、このモデルにはそういう感覚もありました。トータルして、とてもいいラケットだと思いました」




高橋葉月さん
一番よかったモデル:X 105(270g)
「トップヘビーの設計でトップに重さがあるので、しっかりスイングしていくとヘッドにボールがひっかかっている感じがあって、それがすごく気に入りました。『105(290g)』もよかったのですが、個人的にはバランスが少し上のほうにある270gのほうが、気持ちよく打てた印象です。

私がラケットで求めるのは、ストロークでスピンがかかってくれるもの。このエックス・シリーズは、どのラケットもしっかりスピンがかかった印象を受けました。ボレーやスライスのタッチで選ぶと、『105(270g)』や『105(290g)が』がよかったです。日ごろ使っているラケットは、フェイス面100平方インチ、重さ280gのモデルに両サイドにバランスを張っているので、やはり同じぐらいのスペックのラケットはいいなと感じます。

ただ、他社メーカーの軽量モデルは少し打ち負けてしまうイメージがありますが、このエックス・シリーズの軽量モデル、特に270gのモデルは打ち負ける感じがなく、相手から打ち込まれてもしっかり返すことができました」




高木頌佳さん
一番よかったモデル:X 105(270g)
「270gと軽いのに、全然打ち負けない。正直、驚きました。相手の球が強くても軽く返すことができ、衝撃など腕への負担もとても少なかったです。軽量だから自分が打ったボールも軽い感じになるのかな、と思っていましたが、想像とは反対に、とてもいいショットを打つことができました。また、自分の力を加えていくスイングではなくても、伸びるボールを打つことができましたし、スピンもかけやすかったという印象です。

私は日ごろ、重さ305g、フェイス面98平方インチのラケットを使っているので、はっきり言うと、300g以下の軽量モデルには全然興味がなかったんです(笑) これまで軽いラケットを試したこともありますが、どうしても軽いラケットは打ち負けるという印象があって。でも、今回『105(270g)』を試打して、その印象が一気に変わりました。全国レディースに出場したときに感じたのが、3セットマッチを数試合やると結構疲れて、構えているだけでもラケットの重みを感じることでした。でも、このラケットなら、長い試合でもずっと同じように自分のプレーができそうだなと思いました。本当にビックリしましたね」


成田早紀さん
一番よかったモデル:X 105(270g)、X 100 TOUR
「『105(270g)』は、『100 TOUR』と比べて、飛びがとてもよかったです。ちょっとしか手を出せないなどピンチのときに、当てるだけでしっかり飛んでくれました。軽いのに打ち負ける感じがなく、ボレーで少し打点が遅れても、当てればきちんと返ってくれた。“あれ!? そうか、これ270gだったのか!”と軽量モデルだと忘れてしまうぐらい、いい印象でした。

『100 TOUR』は、私が普段使っているモデル(フェイス面100平方インチ、重さ300g)とほぼ同じスペックで、いつものようにフルスイングしてもしっかりコートに収まってくれた、という印象です。スピンもかけやすく、スライスも打ちやすい。ただ、スライスに関しては、このシリーズはどのモデルも打ちやすく、玉乗りや打球感がよかったです。

私はプレースメントを重視しているので、狙ったところにコントロールしやすいモデルが好みです。それも左右だけではなく、前後にもコントロールできるモデルがいい。ボールの回転や軌道の高低なども重視していますが、どちらのモデルも、そうした点も調整しやすかったです」




あらゆるレベルのプレーヤーに合わせたモデルがラインナップされているエックス・シリーズ。優雅にボレーを楽しみたい、楽に飛ばしたい、パワフルなバックハンドを打ちたい、簡単に伸びるスライスを打ちたい、というプレーヤーは、ぜひ一度、今回シリーズに追加されたラケット『X(エックス) 115』を試してみてほしい。


『Prince X(エックス) 115』
■商品番号:7TJ145/7TJ146(左利き用)
■本体価格:49,500円(税込)
■カラー:ブラック
■素材:高弾性カーボン
■ヘッドサイズ:115平方インチ
■平均ウェイト:236g
■バランスポイント:365mm
■全長:27.25インチ
■スウィングウェイト:280
■フレーム厚:30.0-27.5-24.0mm
■展開グリップサイズ:1、2
■グリップ:RESI TEX SOFT(ホワイト)
■パワーレベル:1450
■ストリングパターン:16×19
■推奨テンション:38-46-54lbs
■ベストマッチストリングス:EMBLEM TOUCH SF
■カバー:専用フルケース(ブラック)



取材協力 グローブライド株式会社
もっと詳しいPrince X Seriesについてはこちら

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写真=山岡邦彦(NBP) Photo by Kunihiko Yamaoka