close

2021.06.17

選手情報

錦織圭、2時間半超の熱戦もアメリカ新鋭のコルダにフルセットで敗れる[ノベンティ・オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

錦織圭が世界52位のコルダに逆転で敗れる

「ノベンティ・オープン」(ドイツ・ハレ/ATP500)シングルス2回戦、錦織圭(日清食品/世界ランク57位)は、セバスチャン・コルダ(アメリカ/同52位)に6-2、3-6、5-7の逆転で敗れ、ベスト8入りを逃した。

【動画】錦織圭、コルダにフルセットで敗れる マッチハイライト

1回戦で錦織は、予選勝者のリカルダス・ベランキス(リトアニア/同84位)と対戦し、6-3、2-6、6-2のフルセットで勝利。試合後の会見では、約2年ぶりの芝コートでの戦いに「慣れないところがあった」とした上で、「1試合目にしてはまぁまぁの得点はあげられる」とサーブ、そして大事な場面でのプレーが良かったと語っていた。

2回戦の相手となったのが、初戦で第6シードのロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同10位)を6-3、7-6(0)で下した20歳のコルダ。初対戦となるコルダについて、錦織は「サーブが良くて、ストロークも安定している。隙が無い選手でボレーもできるし、トップに行ける素質を持っている」と評していた。

第1セット、第3ゲームで錦織は攻撃的にプレーしブレークすると、第5ゲームでも深いリターンでチャンスを作る。ここでもブレークした錦織が、一気に5ゲームを連取し5-1とリードを奪った。第8ゲームではコルダにブレークポイントに握られたが、これをしのいで第1セットを6-2で先取した。

しかし、第2セットではコルダが徐々に調子を上げ、錦織は簡単にポイントを奪えなくなる。第6ゲームでコルダのパワフルで深いストロークに苦しめられ、7度のデュースの末にブレークを許した。直後の第7ゲームでは粘りを見せ、2度のブレークチャンスを手にした錦織だが、あと1ポイントが奪えず。コルダにサービスキープされ、そのままセットを落とした。

勝負のファイナルセット、第1ゲームで錦織は積極的にネットに出てポイントを奪うが、アプローチショットのミスが目立ち、なかなかサービスキープができない。それでも6度のデュース、3本のブレークポイントをしのいでキープをすると、直後の第2ゲームで2本のブレークポイントを握る。しかし、錦織もこれをものにできず。その後も互いにサービスキープを続け、5-5で迎えた第11ゲーム、コルダがワンチャンスをものにしブレークに成功。直後のサービスゲームでは2本のマッチポイントをしのいだ錦織だが、3度目を決められ、フルセットの末に敗れた。

準々決勝でコルダは、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同6位)とウーゴ・アンベール(フランス/同31位)の勝者と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録