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2021.07.10

選手情報

<一問一答>ベスト4、青山修子「少し足りないところが明確になった」、柴原瑛菜「もっとレベルアップを」[ウィンブルドン]

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Q.柴原選手に質問です。第3セット第9ゲーム、相手のサービスゲーム、Iフォーメーションをしてきたけど、サーブは定石どおりのセンターではなくワイドも多かった。裏をかかれた部分はありますか?

柴原「相手はいいサーブを持っていて、やっぱりセンターをケアしすぎたのかなと思います。思ったより、デュース側でワイドにいいサーブを打っていたので、アド側でもワイドに来るかと思った。もうちょっと早く気付ければ、と反省していて。最後、けっこういいエースを2本打たれたので、相手もすごくよかったです」

Q.柴原選手、初めて入った1番コートの印象と東京オリンピックへの思いを教えてください。

柴原「すごく楽しかったです。やっぱり、色んな人が応援してくれて、そのエネルギーをもらいながら、プレーできたと思うので、すごく楽しかったです。

東京オリンピックまで、2週間くらいあるので、そこでハードコートへのアジャストをして、今回のプレーをもうちょっと改善させて、次のレベルにあげたいと思います」

Q.青山さんが「足りないところ明確に」といいましたが、どこでしょうか。もう1点、東京オリンピックが無観客となっての感想をお願いします。

青山「少しずつストロークの質、劣勢の時も簡単なミスは、以前よりは減っているけど、やっぱりもう一段階、自分からいいボールを打っていく、質をしっかり上げていくことで、より自分のサービスゲームだったり、リターンゲームでもチャンスが増えていくのかな感じているので、そこの当たり前のストローク戦、簡単なリターンをいいボールの質で通していくというところをレベルアップさせたいと思います。

無観客になってしまったのは、今日みたいにお客さんもたくさんいると自然に気持ちも高まりますし、いいプレーもしてさらに自分たちの勢いも増すのですが、状況は状況だけに大変な時なので、しようがないですね」

Q.柴原さん、すごくサーブがよかった。サーブの調子はどうでしたか? ピート・サンプラスが好きな選手と聞きましたが、ウィンブルドンの憧れ、イメージはありますか?

柴原「今日は、すごくサーブが調子良かったと思っいます。この大会に入ってから、毎日毎日よくなっていって、今日は一番だったかなと思います。

ウィンブルドン、すごい歴史があって、サンプラスとかいろいろなレジェンドが出ているイメージがあります。ウィンブルドンは、チャンピオンシップという一番大きい大会だと思っています」

Q.青山さんが「前で柴原選手を動かせたら」とおっしゃっていましたが、本当ならどういうプランだったのでしょうか?

青山「最初にスーウェイ選手にストレート使われたり、ロブを打たれたり、スーウェイ選手が、すぐにストレートや上を使ってくると思って、あまりスイッチプレーとかIフォーメーションをいつも使うんですけど、そこをちょっと少なめにしても、前で触れる機会が増えるかなと思ったんですけど、そういうのを関係なく、相手にプレッシャーをかけるために、スイッチだったりとか相手にもっと考えさせないといけなかったかなと

メルテンス選手に対しては、リターンをもっと突き刺すようにもっと打ってくるタイプかなかなと思っていました。自分のサーブに対して、打ってこられたら、(対応が)ちょっと難しいかなという気持ちもあったりしていたけど、自分のサーブ力をもう少し信じて、柴原選手にもっと前で動いてもらっていたら、もっとリターンミスだったりとか、ポイントの流れが変わったかなと思うので、そこを自分で気づかなかったというのが一番大きなところだったと思います」

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Photo by Takeo Tanuma