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2020.03.19

大会情報

テニスツアーが6月7日まで中断/全仏オープンへ向けた皮肉も

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3月18日、ATP(男子テニス協会)とWTA(女子テニス協会)、ITF(国際テニス連盟)は、一向に収束しない新型コロナウイルスの感染拡大の状況を受け、6月7日までツアーを中断することを発表した。また、同時にランキングも凍結されることになった。

これにより現在開催を予定している東京五輪の出場権選考にも影響。いつのランキングを適用するかは発表されていないが、これまでシングルスでは、全仏オープン後の6月8日に発表されるランキングにより選出。計56人が選ばれる予定だった。もし現在のランキングを適用すると、日本では錦織圭選手(31位)、西岡良仁選手(48位)、大坂なおみ選手(10位)が選ばれることとなる。

また、ATPとWTAの共同声明では、「今は独断で動くのでなく、団結するとき。新型コロナウイルスの影響に関わるすべての決定は適切な協議と大会のステークホルダーとの検討が必要である。その点について、ATP、WTA、ITF、AELTC(ウィンブルドン主催)、TA(全豪オープン主催)、USTA(USオープン主催)は共有されている」と発表。

昨日、独断で延期を決定したといわれている全仏オープンを主催するFFT(フランステニス協会)への皮肉が込められたコメントとなった。

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