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2021.09.30

選手情報

今季好調のエバンズが、過去2敗のアンダーソンに競り勝つ[サンディエゴ・オープン]

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自己最高22位となったエバンズが安定感で勝る

現地9月29日、「サンディエゴ・オープン」(アメリカ・サンディエゴ/ATP250)男子シングルス1回戦、第8シードのダニエル・エバンズ(イギリス/世界ランク22位)は、ケビン・アンダーソン(南アフリカ/同69位)と対戦。7-6(11)、7-5で勝利し、2回戦進出を決めた。

【動画】アンダーソンに初勝利をあげたエバンズ


当初、エバンズの相手は、前週のATP250アスタナ・オープン(カザフスタン・ヌルスルタン)でツアー初優勝を果たしたクォン・スンウー(韓国/同57位)だったが棄権に。ラッキールーザーで繰り上がったアンダーソンと対戦することになった。過去2戦2敗(予選含む)と苦手にしている相手だったが、9月27日付のランキングで、自己最高の22位を記録したばかりのエバンズは、要所で安定感を見せた。

第1セットは、互いに隙を見せない展開に。エバンズが1本、アンダーソンが2本のブレークポイントを迎えたが、セーブされてタイブレークに突入する。このタイブレークも互いに譲らず。アンダーソンに3度のセットポイントを握られたが、これをセーブしたエバンズが、7-6(11)でセットを先取した。

「タフなタイブレークだった。セットを取れたのは少し幸運もあったと思う」と第1セットを振り返ったエバンズ。第2セットもキープが続く展開となったが、6-5で迎えたリターンゲームでブレークして7-5、アンダーソンに対して初勝利。「第2セットはしっかりいいプレーができたし、よく耐えることができたと思う。勝利することができて、とても満足だ」とエバンズは勝利を喜んでいる。

2回戦では、同じイギリスのキャメロン・ノリー(同28位)と対戦することが決まっているエバンズ。勢いある若手に対して、イギリスNo.1プレーヤーとして意地を見せたいところである。

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Photo by Takeo Tanuma