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2021.12.03

選手情報

上杉海斗プロインタビュー、GS目指して「泥臭く戦っていきたい」

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グランドスラム出場を目指して
まずはダブルスでテニス強化を目指す

強烈なフォアハンドに加え、ネットプレーでは天才的なタッチを見せる上杉海斗(江崎グリコ)。松井俊英(ASIA PARTNAERSHIP FUND)とのペアでツアーを周り、今秋には「大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権96th」で優勝。そんなこともあって、今ではダブルスのイメージが強い上杉だが、ダブルスで転戦しながら、“シングルスでも活躍を”という思いを持っている。2017年慶應チャレンジャーでは、学生ながらベスト8入りを果たし、その活躍を覚えている人もいるだろう。

【ギャラリー】上杉プロプレー写真(写真8点)


その彼が現在使うラケットは、プリンス「ファントムグラファイト100ハイドロゲン」である。しなりが特徴のボックス形状ながら、薄くて強い「テキストリーム×トワロンテクノロジー」を採用。パワーもある同モデルに対して、どんな印象を持っているのか。ラケットに関して、今後について、といろいろと質問をぶつけてみた。


Q.以前は薄いフレーム厚が特徴だった「ファントムO3 100」を使用していました。そのあと「ファントムグラファイト100」に変え、次にスペシャルコスメ・バージョン「ファントムグラファイト100ハイドロゲン」を使用されています。どういう理由で“ファントム・グラファイト”に変更したのでしょうか? 

「まず『ファントム・グラファイト』を使った時に、自然と上に飛んでくれるというか、軌道が上がりやすいと感じたんです。それと僕は、しっかりスイングした時に、いかにコントロール性があるかというところを見ていて、『ファントム・グラファイト』が一番しっくりくるというか、しっかりスイングしてもパワーが出つつ、コントロールしやすいというのが一番だったんです。フレームが厚い分、力が伝わりやすいかなというのは思いました。打球感だけを言ったら、正直O3(オースリー)タイプのほうが好きは好きなんですけどね(笑)」

Q.ボールの持ち上がりやすさという部分は譲れないところなんですか?

「ボールが持ち上がりやすい分、スピンもかかりやすいということですね。僕のショットもフラットというよりは、少しドライブのような当たりに変わってきていて、それが打ちやすいという風に感じました」

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