激しい戦いとなったのが、D.メドベデフ(ロシア)とS.ワウリンカ(スイス)の戦い。パワフルな打ち合いが見られた両社の戦いは、フルセットまでもつれ込み、最後はワウリンカが6-2で奪取。3年ぶりの準々決勝にコマを進めた。
D.ティエム(オーストリア)とG.モンフィス(フランス)の戦いは、ティエムのストレート勝ち。そしてA.ズベレフ(ドイツ)は、好調A.ルブレフ(ロシア)を3-0で破り、全豪で初のベスト8入りを決めた。
そしてR.ナダル(スペイン)とN.キリオス(オーストラリア)の戦いは、スコア以上に激しいものに。試合前、悲劇的な事故死を遂げた元NBAのスーパースター、コービ・ブライアントのジャージーをまとって登場したキリオスは、第1セットを奪われても高い集中力を維持。第2セットを6-3で奪い返す。すると第3セットからは一進一退の攻防に。第3セット、第4セット共にタイブレークへ。そこでも好プレーを見せたキリオスだったが、土壇場の勝負強さはナダルが上だった。セットカウント3-1でナダルの勝利。しかし、キリオスは今回の全豪で新たな一面を見せたと言っていいだろう。
女子では、
S.ハレプ(ルーマニア)2-0E.メルテンス(ベルギー)、G.ムグルザ(スペイン)2-0K.ベルテンス(オランダ)、A.パブリチェンコワ(ロシア)2-1A.ケルバー(ドイツ)、A.コンタベイト(エストニア)2-1I.シフィオンテク(ポーランド)という試合結果となっている。
写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma
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