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2021.12.08

選手情報

シャラポワ、中国ペンの安否問題に対してのWTAの決断を支持「正しい決断にとても感動しました」

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写真提供:ゲッティ イメージズ

テレビ番組に出演してコメントしたシャラポワ

現地12月6日、元世界No.1のマリア・シャラポワ(ロシア)は、アメリカのテレビ局CNBCに出演。中国の元ダブルス世界ランク1位のペン・シューアイをめぐる問題に対してのWTA(女子テニス協会)の決断を支持するとともに、「彼女と彼女の家族が無事であることを願っています」とコメントした。

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現役時代、ペンと7度対戦経験(シャラポワの6勝1敗)のあるシャラポワは、番組の中でこの件に対してコメントを求められると、「彼女(ペン)は私の同僚であり、ライバルでもあります。とにかく彼女と彼女の家族が無事であることを願っています。そしてWTAが立ち上がって姿勢を示したことに、非常に感銘を受けています。長年お世話になったWTAのスティーブ・サイモン(会長)による正しい決断に、とても感動しました。私もビジネスをしていますが、その前に人々のことを考えるのです。人間的な要素、側面を大切に考えています。だからこそ、私はツアーを完全にサポートしているのです」と語り、疑惑を明らかにしようとするWTAの姿勢を支持した。


WTAのサイモン会長は12月2日、11月初めにペンが中国の元副首相から性的暴行を受けていたこと、その後安否が確認できなかったことに対し、「ペン・シューアイが、自由なコミュニケーションを許されず、性的暴行疑惑を否定するように圧力をかけられている状況で、WTAの選手をそこでプレーさせるわけにはいかない。現状を考えると、2022年に中国で大会を開催した場合、選手やスタッフ全員が直面しうるリスクを大いに懸念している」と声明を発表。「WTA理事会の全面的な支持を得て、私は香港を含む中国で開催されるすべてのWTA大会を直ちに中止する」決断を発表している。

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