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2021.12.12

選手情報

元世界No.1マレーが、かつて伊藤竜馬をコーチしたヤン氏を試すことが明らかに

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ヤンコーチとエキジビションに臨むことがわかったマレー

現地12月10日、ジェイミー・デルガドコーチとのコンビ解消が明らかとなったアンディ・マレー(イギリス/世界ランク134位)が、エキジビションマッチ「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・アブダビ/12月16~18日)で、ドイツ人コーチのヤン・デ・ウィット氏を試すことがわかったとイギリス「BBC」ほか複数報道機関が報じた。

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マレーは、すでにイギリスのナショナル・テニス・センターでヤン・デウィットと共に練習を行なっていて、そのままアブダビに向かうという。現地では、まず12月16日にドミニク・ティエム(オーストリア/同15位)と対戦予定。故障からの復帰戦となるティエムとの戦いは、大きな注目を集めることになるだろう。

トライアルとなるヤンコーチは、過去に伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス/同275位)、ガエル・モンフィス(フランス/同21位)、ジル・シモン(フランス/同122位)、ニコロズ・バシラシビリ(ジョージア/同22位)をコーチングした経歴を持つ。

マレーは2021年シーズン、マレーは新型コロナウイルス陽性で出遅れたものの、ツアー14大会に出場。股関節の度重なる手術で苦しんでいたが、ATP500ウィーン大会ではフベルト・フルカチュ(ポーランド)、ATP250ストックホルム大会ではヤニック・シナー(イタリア)といったトップ10選手から勝利を挙げるなど、徐々にかつての実力を発揮しはじめていた。再びトップ選手に返り咲くために、マレーとしては新たな刺激が欲しいところ。ヤンコーチとのコンビから、どんな変化が生まれるだろうか。

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Photo by Takeo Tanuma