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2022.02.18

選手情報

大坂なおみ、「今年の3月も特別」。主催者推薦でツアー初優勝を果たしたBNPパリバ・オープンに出場

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大坂なおみ、ツアー初優勝の地・インディアンウェルズで全豪オープン後初の実戦

3月9日に開幕する「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)は、2月17日、世界ランク82位の大坂なおみ(フリー)にワイルドカード(主催者推薦)を与えることを発表。全豪オープン後、最初に出場する大会になることが決まった。

【画像】大坂なおみの出場を明らかにした大会のツイート

大会は、SNSで「私が初めて大きな大会で優勝した場所。インディアンウェルズのテニスガーデンに戻ることは特別なこと。2018年も特別だったけど、今年の3月も特別になるでしょう」という大坂のコメントとともにワイルドカードを与えることを発表した。

2018年大会では、当時世界ランク44位の大坂が、シード勢4選手を破ってツアー初優勝。その後、4度のグランドスラム制覇を成し遂げるきっかけとなっている。

今シーズン、1月のWTA250メルボルン大会でスタートさせた大坂は、同大会でベスト4入り(準決勝を棄権)を果たしたものの、前年覇者として挑んだ全豪オープンでは、3回戦でアメリカのアマンダ・アニシモワ(当時世界ランク60位)に6-4、3-6、6(5)-7で敗戦。大会前の14位から85位へと大きくランキングを落としていた。

出場が決まったWTA1000大会は、グランドスラムに次ぐグレードで、大坂のランキングでは直接本戦に入ることが難しく、予選を勝ち抜くか今回のようにワイルドカードを得るしかない。今後も大きな大会に出場し続けるためにも、この大会でポイントを獲得しておきたいところだ。

なお、昨年は新型コロナウイルスの影響で10月に開催され、パウラ・バドサ(スペイン/同5位)がWTA1000で初優勝。大坂は欠場していた。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma