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2022.02.27

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ナダルがメドベデフにまたも勝利、「ブレークポイントで、素晴らしいプレーができた」[メキシコ・オープン]

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ミスが増えたメドベデフがナダルに敗れる

現地2月26日、「メキシコ・オープン」(メキシコ・アカプルコ/ATP500)準決勝、第1シードのダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)と第4シードのラファエル・ナダル(スペイン/同5位)による全豪オープン決勝のリターンマッチが実現。ナダルが6-3、6-3でまたも勝利した。

【動画】ナダルvs.メドベデフ準決勝ハイライトをチェック

全豪決勝の再現であることはもちろん、メドベデフの世界ランク1位が決まった大会での対決とあって注目されたこの試合。しかし、試合は思わぬ展開となった。

第1セット、まずチャンスを握ったのはナダル。メドベデフサーブの第2ゲーム、ダブルフォールト、パッシングショットなどで15-40とブレークポイントを迎える。しかし、ここはメドベデフがサーブで押し込んでキープに成功する。

続く第3ゲーム、メドベデフはデュースと粘るが、ブレークチャンスは作れず。すると、続くゲーム、またも15-40とナダルがチャンスを握る。ここでメドベデフはセカンドサーブでネットダッシュ。ナダルがバック側の足元に沈めると、メドベデフのボレーがネットとなり、ナダルがブレークに成功する。

このセット、アンフォーストエラー14本(ナダルは3本)とミスが目立ったメドベデフはブレークチャンスを作れず。ナダルが6-3でセットを先取する。

そして第2セット、第1ゲームでナダルがいきなりブレークに成功する。このまま終われないメドベデフは、ナダルサーブの第4ゲーム、40-15から4度ブレークポイントを迎えるが、ことごとくセーブされてしまう。メドベデフは第7ゲームでも7度のブレークチャンスをものにできず。逆にナダルは5-3で迎えたリターンゲームで、この試合3度目のブレークを奪って6-3。ナダルがストレートでメドベデフを下した。

スタッツを見ると、ウィナー31本とナダルより9本上回ったメドベデフだが、アンフォーストエラーでは26本とナダル(10本)より多くなってしまった。

試合後、ナダルは「ブレークポイントで、素晴らしいプレーができた。第2セットは、とてもエモーショナルだった。ダニールは、ドロップショットやウィナーなど、とてもアグレッシブにプレーしていたし、とても難しいセットだったよ。彼には多くのチャンスがあったから、あのセットをものにできたことは幸運だった」とコメント。メドベデフは「全般的に私のプレーは、ナダルのような選手と戦うには十分ではなかった。ミスが多かった」と敗因を語っている。

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