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2022.03.07

選手情報

ティエムがインディアンウェルズとマイアミ大会を欠場。クレーコートでの復帰が「完璧なタイミング」

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ティエム、ATPマスターズ1000の2大会を欠場

3月6日、怪我からのツアー復帰を目指している世界ランク50位のドミニク・ティエム(オーストリア)が、アメリカで行われるATPマスターズ1000の2大会を欠場し、クレーコート・シーズンから復帰することを明らかにした。

【動画】「ローマは一日にして成らず」と、ティエムがアップしたトレーニング動画をチェック

昨年6月の右手首の怪我以降、ツアーから離れているティエム。今年2月のATP250コルドバ大会で復帰を予定していたが、大会直前に今度は「指の間を軽い怪我をした。靭帯を捻った」として欠場している。

そして今度は、ATPマスターズ1000の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月10日~20日)と「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月23日~4月3日)を欠場することになった。

ティエムは、自身のSNSで「この数週間は本当にいいトレーニングができているよ。手首の状態はとてもいいし、手の調子も良くなってきている」と着実に状態は上がってきているとしながらも、「インディアンウェルズとマイアミをスキップして、クレーコートから始めることにする」と復帰を先送りに。

3日には自身のSNSで「ここ数週間の自分の進歩にとても満足している」と復帰を待ちわびていたが、「このサーフェス(クレーコート)は、今まで僕が最も快適にプレーできるもの。だから、ここでスタートすることが、完璧なタイミングだと思うんだ」と、その理由を明らかにした。

ティエムはこれまでツアー17勝のうち、クレーコートで半分以上となる10度のタイトルを獲得。勝率も7割4分1厘(146勝51敗)と、ハードコート(5割9分8厘)、グラスコート(4割8分3厘)よりも得意としている。

ティエムは、最後に「アメリカのファンの前でプレーしたかった。前回、このインディアンウェルズでプレーした時は優勝している。ここでのプレーは大好きだし、また戻ってきたい」と、2019年にロジャー・フェデラー(スイス)を逆転で下して、初めてATPマスターズ1000で優勝した思い出を語り、欠場することを残念がった。

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