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2022.03.11

選手情報

テニスTVが“テニス史上最も遅いサービスエース”と公開した動画が人気

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インディアンウェルズの強風を利用した前代未聞のサーブ

3月11日、BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)男子シングルス1回戦。マキシム・クレッシー(アメリカ/世界ランク72位)は、予選勝者のクリストファー・ユーバンクス(アメリカ/同157位)と対戦。7-5、6(8)-7、4-6で敗れた。その試合の中で、クレッシーが見せたサーブが話題になっている。

【動画】テニスTVが“テニス史上最も遅いサービスエース”と紹介した動画がこちら

第2セット第8ゲームでサービスゲームを迎えたクレッシー。30-0で迎えたポイント、ファーストサーブはネットに。そしてセカンドサーブで前代未聞の軌道を打ってみせる。

もちろん意図したものではないのだろうが、フレームに当たったボールはスピンが強くかかって大きな弧を描く。これが強い向かい風を受けて、ネットすれすれでサービスボックス内にボールがイン。ユーバンクスは急いでダッシュをしたが、ボールはスピン、風の影響で真横に飛んでエースとなった。

これには、クレッシーも“ごめん”とばかりに舌を出して苦笑い。試合には敗れてしまったクレッシーだが、この動画のインスタグラムの投稿には3万もの“いいね!”がついている。

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写真=田沼武男