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2022.04.07

選手情報

ウィンブルドンがロシア、ベラルーシの選手の処遇について政府に相談と英「BBC」が報道

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5月中旬までには決定と主催組織は発表

4月6日、イギリス「BBC」は、ウィンブルドンが今年の大会でロシア、ベラルーシ両国の選手の出場を認めるかどうかについて政府と相談をしていると報じた。

【表】ATP・WTAのロシア人・ベラルーシ人選手一覧(TOP150)がこちら

今回の件で、ウィンブルドンの主催組織、AELTC(オールイングランド・ローン・テニス・アンド・クローケー・クラブ)は「我々は、イギリスで開催されるスポーツイベントで、ロシア人およびベラルーシ人が中立的な立場で出場することに関して、政府の指針を心に留めています。私たちは、イギリス政府、ローンテニス(イギリス)協会、テニスの国際統括団体と話し合いを続けています」と声明を発表。最終的には「5月中旬のエントリー締め切り前に、決定を発表する予定」と伝えたという。

ロシア軍によるウクライナ侵略を受けての措置としては、まず3月2日に、ATP、WTAは自国の国旗を掲げないという条件付きでロシア、ベラルーシの選手のプレーを許可。一方、ITFは、両国連盟の資格を停止し、チーム戦への出場を無期限で中止すると決定した。

そして3月中旬、イギリスのスポーツ大臣を務めるナイジェル・ハドルストン氏は、「ロシアの旗を掲げることを許可されるべきではない。彼ら(アスリート)がプーチン支持者ではないという保証が必要で、どうすべきか検討している」と発言。ウィンブルドン主催者とともに、ロシアのウラジミール・プーチン大統領を支持していないことの証明を求めることを検討していると明らかにしていた。

この件について、ロシア人のダニール・メドベデフ(世界ランク2位)はマイアミ・オープン期間中の3月下旬に、「僕は大会ごとに(決定を)受け止めるよ。プレーするかしないかは常に異なるルールがある。今はマイアミにいて、プレーができるしテニスができて幸せだ。テニスは僕が愛するスポーツで、このスポーツを世界中に広めたい。厳しい瞬間もあれば、良い瞬間もある。正直なところそれがすべてで、どの大会でも同じ。ウィンブルドンについては何も言うことはないよ」とコメントしている。

また、ウクライナのマルタ・コスチュク(女子同53位)は、ATP、WTAの処分に対しては、「ほかのスポーツの措置を見ても、彼ら(ATP、WTA)が取った措置はあれだけでしかない。この件では、中立の立場でなんていることはできない。“戦争反対”だなんて中身がないコメントは、私を苦しめるだけだわ。ロシアの選手たちが現場にいるのを見ると、本当に胸が痛む。その選手たちがお金や物を送れないという唯一の問題を話しているのを見るのは、受け入れ難い」と処分が甘すぎると批判している。

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