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2022.04.15

選手情報

世界3位ズベレフや前年覇者チチパスらが8強入り。ズベレフ「アグレッシブでなければビッグタイトルは獲れない」。[ロレックス・モンテカルロ・マスターズ]

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Photo by Getty Images

ズベレフ、序盤でリードを許すもカレーニョ・ブスタにストレート勝利

現地4月14日、「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)シングルス3回戦が行われ、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク3位)が第13シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同19位)に6-2、7-5で勝利。ベスト8が出そろった。

【動画】コートの外からねじ込むズベレフの一撃!&大会5日目ハイライト

上位8シードは2回戦から登場となる今大会。その2回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)が敗れたことで、ズベレフが今大会の最上位選手となった。

初戦でフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン/同34位)を6-1、7-5で破ったズベレフは、この日行われた3回戦でカレーニョ・ブスタに両セットとも最初のサービスゲームでブレークを許してしまう。

だが、次第にエンジンがかかると、高い打点でボールを捕らえ、カレーニョ・ブスタにプレッシャーをかけていく。結局、計5度のブレークに成功しストレート勝ちで、2018年以来大会2度目のベスト8入りを果たした。

ATPはズベレフのコメントを公式サイトに掲載。「マスターズ大会やグランドスラムのような世界最大の大会で勝つためには、アグレッシブでなければいけない。ボールをプッシュするだけでビッグタイトルは獲れないんだ」とし、「特にここのクレーコートは他のクレーコートよりも遅いから、サーブに自信を持つことはとても重要。このような勝利を得ることはとても大きなことなんだ」と、サーブで試合を優位に運ぶことができたと語った。

準々決勝の組み合わせは、トップハーフではATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会を制した第10シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同13位)が、ジョコビッチを破ったアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン/同46位)と対戦。第11シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同14位)は、第4シードでクレーコートを得意とするキャスパー・ルード(ノルウェー/同7位)を破ったグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/同29位)と対戦する。いずれもノーシードが相手とはいえ、タフな戦いが強いられるだろう。

一方、ボトムハーフでは、前年覇者で第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)が、第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同16位)と、第2シードのズベレフは第9シードのヤニック・シナー(イタリア/同12位)という組み合わせとなり、ATPマスターズ1000大会らしい上位ランカー同士の対戦となった。

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