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2022.05.21

選手情報

<一問一答>大坂なおみ、1回戦に向けて「試合がどうなるか見てみたいと思います」と前向きに語る [全仏オープン]

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私がテニスをプレーできる時間は限られているので
その中でベストを尽くさなければいけないという思いがある

Q. ローランギャロスでの練習は思い通りにできているでしょうか?

「私としては、この大会を欠場することはありえません。体への負荷に気をつけて、痛み止めを飲んだりしながら、それなりにやっています。これまで、多くのグランドスラムでも痛み止めを飲みながらプレーしてきました。(2019年の)全豪で(ペトラ)クビトワと対戦した時も、5試合くらい腰の調子が悪かったんです。だから、ケガをしている時でも、いいプレーができる可能性はあると思っています」

Q. 「Evolve」(自身が立ち上げた事務所)を立ち上げてから、初の会見です。どう考えているか、教えてもらえませんか?

「何度も言っていることですが、ロールモデル(お手本)というのは本当に重要だと思っています。これまで女性アスリート(のロールモデル) がいなかったのに、男性はたくさんいたのがとても興味深かいことでした。だから、どうなんでしょう。これは旅だと思っていて、多くのことを学ぶことができそうと思っているし、そのプロセスも見ていただけると思います」

Q. 個人的な問題やメンタルヘルスの問題について、1年前と比較してどの程度対応できるようになったと感じますか?

「正直に言うとわかりません。私自身、セラピストに会っているとか、いろいろなことを人に話しています。でも、一般的な話として、昨年の全仏の後のグランドスラムはUSオープンでしたが、選手ラウンジにはリトリート(本来の自分に戻るための時間)するための、ちょっとしたメンタルケア・スペースのようなものもありました。それを取り入れているのは素晴らしいと思います」

Q. 今大会は何があっても戦うという決意を語っていました。それはどこから来ているのでしょうか? 

「よくわからないのですが、私がテニスをプレーできる時間は限られているので、その中でベストを尽くさなければいけないという思いがあるからだと思います。他の選手の中には、もしかしたらひどくケガをしていて、この大会に出たいと思っている人もたくさんいるはず。私の小さな悩みは大きな問題ではないと思っています。ここは若いころからテレビで見ていたグランドスラムですし、(出場できるのは)私にとっては大きな名誉です」

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