会見直前に対戦相手を知らされて「ウィムが冗談を言っているんだと思いました」Q. 初戦の相手はご存じですか?「ウィム(フィセッテコーチ)が2時間くらい前に教えてくれましたよ。私は、ウィムが冗談を言っているんだと思いました。冗談だろう? みたいな。いや、冗談じゃない言い方だったんです。でも、私にとっては、ウォーミングアップの時よりも、1回戦で対戦したほうがいいんです。だから、他のラウンドで対戦するよりも、1回戦でシードと対戦するほうが楽。お互いに、この経験を活かすことができると思います。あの試合では、私が2つのマッチポイントを握りました。それは、安心感につながると思います。正直、彼女にとってクレーが良いサーフェスなのかどうかはわかりません。だから、全豪オープンで彼女と戦えて良かったと思うし、その経験を生かすことができると思います。インディアンウェルズで彼女とエキシビションマッチをした時は、完全にやられてしまいましたが(笑) だから、しっかり取れればいいなと思います」Q.アメリー・モウレスモがトーナメントディレクターになりました。何か変化を感じますか?「彼女がトーナメント・ディレクターになったことは、本当にすごいことだと思っています。彼女とも話をしました。練習後、コートを出たら彼女を見かけて。本当に不思議ですね。これまで彼女を間近で見たことがなかったので。彼女の試合はテレビで見ていただけなので、本当にすごい方だと思っています。とても親切で、素晴らしい仕事をしてくれていると思いますし、大会の進行を見るのは、とてもクールだと思います」Q.全豪で対戦したアニシモワですが、嫌だったところはどこでしょうか?「彼女が打ったショットで気に入らないものがあったということはありませんでした。ただ、彼女がランダムに打つボールがおもしろくて、笑い出してしまうんです。例えば、彼女のサービスリターンは本当に素晴らしかったですね。素晴らしいファーストサーブを打っても、彼女がウィナーにしてしまう。何度も起きていたので、運ではなく、彼女が意図的にやっていたのだと思います。だから、嫌いというわけではないのですが、“もっとうまくならなくちゃ”という気持ちになりますね。そういう選手と対戦するのは好きです。自分のプレーの向上にもつながると思うので。私としては、クレーコートで彼女と対戦したほうがいいのかもしれないと思っています。だからいい試合になると思います(笑)」 Q.アニシモワが対戦相手とわかった時に「冗談でしょ?」と思ったとおっしゃっていましたが、どんな意味合いですか?「正直、冗談だと思ったんです。実は2、3日前に、ドローが決まってイガと対戦するという夢を見たんです。正直、怖かったですね(笑) ノーシードとして対戦する選手で一番イヤなのは誰だろうと考えていました。イガが頭に浮かんだので、そうならなくてよかったです。それで、ドローのことはすっかり忘れていて、昨日発表されたことも知りませんでした。実は、今日発表されると思っていて。それで、ウィムと『抽選があったんだ。知らなかった。アニシモワと対戦なの? 冗談でしょ?』と話をしていたんです。彼女とやりたくないとは言いません。私は、負けたら、より勝ちたいという気持ちが込み上げるタイプだし、あの試合からたくさんのことを学びました。だから、試合がどうなるか見てみたいと思います」
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