close

2022.06.10

大会情報

ウィンブルドンの賞金総額が過去最高の約68億に。シングルス優勝賞金は約3億3600万円

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

ウィンブルドンのシングルス優勝賞金は3億3600万円、予選や車いすテニスの賞金も大幅アップ

6月27日に開幕するウィンブルドンは、今年の賞金総額が大会史上最高額となる4035万ポンド(67億7880万円)になるとともに、男女シングルス優勝賞金は200万ポンド(3億3600万円)になると発表した。

【画像】2022年ウィンブルドンの各種目賞金一覧

1877年に始まったウィンブルドンは、グランドスラムの中で最も歴史のある大会。1922年に開催地が現在のチャーチ・ロードに移転となり、今年で100周年を迎える。

その記念すべき年は、3年ぶりにフルキャパシティで開催され、7月3日のミドルサンデーも大会日程の一部として組み込まれている。

大会主催者のAELTC(オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)会長のイアン・ヒューイット氏は、「予選の初戦からチャンピオンが決まるまで、今年の賞金分配は世界有数のスポーツイベントを提供し続けるため、またセンターコート100周年を記念する特別な大会を前に、選手がいかに大会にとって重要であるかということを反映する」と述べており、各種目の賞金額は軒並み増額。直近の通常開催となった2019年比では5.4%増の4035万ポンド(約67億7880万円)となった。

昨年大会、男子シングルスではノバク・ジョコビッチ(セルビア)、女子シングルスではアシュリー・バーティ(オーストラリア)が優勝し、それぞれ170万ポンドを手にしたが、今年の優勝賞金は200万ポンド(約3億3600万円)と、昨年比17.6%増に。1回戦で敗れた選手の賞金は5万ポンド(約840万円)と、2019年比で11.1%増となっている。

また、賞金配分では予選や車いすテニスが大幅にアップ。予選全体では48.1%増で、車いすテニスも全体で40.1%増となっている。

※1ポンド=168円で換算

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma